2級土木施工管理技術の過去問
令和5年度(後期)
薬液注入 問8
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
2級土木施工管理技術検定学科試験 令和5年度(後期) 薬液注入 問8 (訂正依頼・報告はこちら)
薬液注入材料に必要とされる条件に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- 地盤中で固化したものは、一定の必要な期間の間は安定していること。
- 使用する材料のみならず、混合したものや固化したものは高い安全性を確保できること。
- 主材の水ガラスを固める硬化材の種類や使用量を変化させても、硬化時間が変化しないこと。
- 何処でも容易に入手が可能で、取り扱いが簡単なこと。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
薬液注入材料に必要とされる条件についてポイントを押さえましょう。
正しいです。
薬液注入材料が地盤中で固化した後、その状態が一定期間安定していることは非常に重要です。
これにより、地盤の強度が確保され、長期的な安全性が維持されます。
正しいです。
薬液注入材料には、使用時および固化後の安全性が求められます。
環境や作業者に対して有害な影響を与えないことが必要であり、この点を考慮した材料の選定が重要です。
誤りです。
薬液注入工法において、主材の水ガラスを固めるために使用される硬化材は、その種類や使用量によって硬化時間が変化します。
硬化時間の調整が可能であることが、地盤改良工事の現場での適用性を高めるために重要です。
したがって、「硬化材の種類や使用量を変化させても、硬化時間が変化しないこと」という記述は誤りです。
正しいです。
薬液注入材料は、施工現場の近くで容易に入手でき、かつ取り扱いが簡単であることが望ましいです。
これにより、作業効率が向上し、コストの削減や施工の迅速化が図れます。
参考になった数7
この解説の修正を提案する
02
薬液注入材料に関する設問になります。ポイントを覚えて確実に押さえましょう。
正しいです。薬液注入によって固化した材料は、地盤中で必要な期間、安定して強度を保つことが求められます。
正しいです。薬液注入材は、使用時および固化後も安全であることが必要です。地盤や環境への影響を最小限に抑えることが求められます。
適当でないです。通常、硬化材の種類や使用量を変えると、硬化時間が変化するのが一般的です。硬化時間が変化しないという条件は、実際にはあまり現実的ではありません。
正しいです。薬液注入材は、現場で容易に入手でき、かつ取り扱いが簡単であることが望ましいです。
薬液注入材料について、しっかりと押さえていきましょう。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
03
薬液注入工法は、地盤中に薬液を注入し、その薬液が固まることで地盤の強度や透水性を向上させる工法です。この工法でしようする薬液注入材料には、様々な条件が求められます。
適切です。
薬液注入によって地盤を改良する目的は、その効果を長期間維持することです。そのため、注入した材料が地中で安定して固まり、時間の経過とともに強度が低下したり、変形したりしないことが求められます。
適切です。
薬液注入材料は、施工中に作業員が触れたり、周辺環境に影響を与えたりする可能性があります。そのため、材料そのものだけでなく、混合物や固化物も人や環境に対して安全であることが求められます。
適切ではありません。
硬化時間は、薬液注入工法の施工計画を立てる上で非常に重要な要素です。硬化材の種類や使用量によって硬化時間が変化することは当然であり、これを変化させないということは、施工の柔軟性を失うことになります。したがって、この選択肢が最も適切ではありません。
適切です。
薬液注入工法は、様々な現場で実施されます。そのため、材料の入手が容易で、特別な設備や技術を必要としないことが望ましいです。
薬液注入工法は、地盤改良の重要な手法の一つであり、その効果を最大限に発揮するためには、適切な材料を選択することが不可欠です。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問7)へ
令和5年度(後期)問題一覧
次の問題(問9)へ