2級土木施工管理技術の過去問
令和6年度(前期)
土木2 問2
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問題
2級土木施工管理技術検定学科試験 令和6年度(前期) 土木2 問2 (訂正依頼・報告はこちら)
法面保護工の「工種」とその「目的」の組合せとして、次のうち適当でないものはどれか。
- 工種:種子吹付工 目的:雨水による浸食防止
- 工種:筋芝工 目的:盛土面の浸食防止
- 工種:コンクリート張工 目的:岩盤のはく落防止
- 工種:ブロック積擁壁工 目的:表流水の浸透防止
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この過去問の解説 (1件)
01
法面は、雨水による浸食や風化などによって崩落する危険性があります。そのため、法面を保護し、安定させるために様々な工事が行われます。これを法面保護工といいます。
適当です。
種子吹付工は、法面に種子を吹き付けて草を生やし、法面を緑化させる工法です。これにより、草根が土壌を固定し、雨水の浸食を防ぐ効果があります。
適当です。
筋芝工は、法面に芝を生やすことで、土壌の浸食を防ぐための工法です。盛土面に芝を植えることにより、雨水の浸食を防止する効果があります。
適当です。
コンクリート張工は、法面にコンクリートを張って、土砂や岩のはく落を防ぐ工法です。コンクリートを用いることで、特に岩盤のはく落を防止する効果があります。
適当ではありません。
ブロック積擁壁工は、法面を支えるために積み重ねられたブロックで作る擁壁工法です。この工法の目的は主に土壌の保持と安定化を図ることであり、表流水の浸透防止が主な目的ではありません。表流水を防ぐためには、他の工法(例えば、排水工法)が適しています。
法面保護工の種類は、法面の形状、規模、周辺環境などによって異なります。また、設計においては、土質、気象、季節、植生など、様々な要素を考慮する必要があります。
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