2級土木施工管理技士 過去問
令和6年度（前期）
問8 (土木2 問3)

適当です。

盛土は、自然の土を使用するため、その性質にばらつきがあり、地震や雨水などによる影響を受けやすいという不安定な要素を持っています。しかし、適切な材料選定、締固め、排水対策など、丁寧な施工を行うことで、安定性の高い盛土を構築することができます。

適当です。

表土に腐植土など有機物が多く含まれている場合、盛土の強度が低下したり、不均一な沈下を起こしたりする可能性があります。そのため、盛土の基礎地盤となる部分については、あらかじめ表土を剥ぎ取り、良質な材料で置き換える必要があります。

適当ではありません。

自然含水比が施工に適した範囲内であれば、敷均し時の調整が不要である場合も多いため、通常は含水量の調節を行わなくても良いという点で、実務的に不適切とされます。

適当です。

敷均し厚さは、盛土の目的や使用する材料、締固め機械の種類、そして要求される締固め度によって適正な厚さが異なります。例えば、高い締固め度が要求される場合は、薄い層で繰り返し締固める必要があるなど、様々な条件を考慮する必要があります。

正しい記述です。

盛土は不安定な要素を含んでいますが、適切な施工を行うことで、均質で安定した構造を作り上げることが可能です。

正しい記述です。

腐植土や有機物を含む表土は、盛土の安定性に影響を与えるため、これを取り除いて良質な材料で置き換える必要があります。

誤りです。

自然含水比が施工含水比の範囲内にある場合、含水量調整は必要ありません。

含水量調整が必要なのは、自然含水比が施工に適した範囲外にある場合（例えば乾燥しすぎている、または湿りすぎている場合）です。

正しい記述です。

敷均し厚さは、様々な条件によって決定されます。

具体的には、材料の特性、使用する機械、施工方法、要求される締固め度などが影響します。

適当です。丁寧な施工を行うことで優れた構造物が実現します。

適当です。悪影響を及ぼす土を取り除き良質な材料で置き換える必要があります。

適当ではありません。盛土材料の自然含水比が施工含水比の範囲内時は含水量の調整は必要ありません。

適当です。設問の通りです。敷均しの厚さは様々な条件によって決定されます。