2級土木施工管理技術の過去問
令和6年度(前期)
土木2 問31
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
2級土木施工管理技術検定学科試験 令和6年度(前期) 土木2 問31 (訂正依頼・報告はこちら)
下水道管渠の更生工法に関する下記の(イ)、(ロ)の説明とその工法名の次の組合せのうち、適当なものはどれか。
(イ)硬化性樹脂を含浸させた材料や熱可塑性樹脂で成形した材料をマンホールから引込み、加圧し、拡張・圧着後、硬化や冷却固化することで更生管渠を構築する。
(ロ)既設管渠より小さな管径で工場製作された二次製品をけん引挿入し、間隙にモルタル等の充填材を注入することで更生管渠を構築する。
(イ)硬化性樹脂を含浸させた材料や熱可塑性樹脂で成形した材料をマンホールから引込み、加圧し、拡張・圧着後、硬化や冷却固化することで更生管渠を構築する。
(ロ)既設管渠より小さな管径で工場製作された二次製品をけん引挿入し、間隙にモルタル等の充填材を注入することで更生管渠を構築する。
- イ:形成工法 ロ:さや管工法
- イ:製管工法 ロ:さや管工法
- イ:形成工法 ロ:製管工法
- イ:製管工法 ロ:形成工法
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
この問題は、下水道の老朽化した管を新しくする「管渠更生工法」に関する専門的な知識を問う問題です。管渠更生工法には、様々な種類があり、それぞれの工法で特徴的な施工方法が用いられます。
(イ):形成工法
既設管の内側に新しい管を形成していくという特徴から形成工法に該当します。
(ロ):さや管工法
新しい管が「さや」のように既設管の中に入ることから、このように呼ばれます。
よって、正解は1. イ:形成工法 ロ:さや管工法 です。
適当です。
誤りです。
誤りです。
誤りです。
この問題は、管渠更生工法の種類とそれぞれの特徴を理解しているかを問う問題でした。形成工法とさや管工法は、どちらも管渠の老朽化対策として広く用いられる工法ですが、その施工方法に大きな違いがあります。これらの違いをしっかりと理解しておくことが重要です。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
02
更生工法とは、既設管渠の破損等が発生し、菅渠の機能的が保持できなくなった場合に、既設管渠の内面に新しい管を構築する工法です。工法は大きく分けて、反転工法・形成工法・さや管工法・製管工法等があります。
設問の通りです。
形成工法は、硬化性樹脂を含浸させた材料や熱可塑性樹脂で成形した材料をマンホールから引込み、加圧し、拡張・圧着後、硬化や冷却固化することで更生管渠を構築する工法です。
さや管工法は、既設管渠より小さな管径で工場製作された二次製品をけん引挿入し、間隙にモルタル等の充填材を注入することで更生管渠を構築する工法です。
製管工法は、既設管内に硬質塩化ビニル材等をはめ合わせながら樹脂パイプを製管し、既設管との間隙にモルタル等を充填することで管を構築する工法です。
よって、設問は誤りです。
形成工法は、硬化性樹脂を含浸させた材料や熱可塑性樹脂で成形した材料をマンホールから引込み、加圧し、拡張・圧着後、硬化や冷却固化することで更生管渠を構築する工法です。
製管工法は、既設管内に硬質塩化ビニル材等をはめ合わせながら樹脂パイプを製管し、既設管との間隙にモルタル等を充填することで管を構築する工法です。
よって、設問は誤りです。
製管工法は、既設管内に硬質塩化ビニル材等をはめ合わせながら樹脂パイプを製管し、既設管との間隙にモルタル等を充填することで管を構築する工法です。
形成工法は、硬化性樹脂を含浸させた材料や熱可塑性樹脂で成形した材料をマンホールから引込み、加圧し、拡張・圧着後、硬化や冷却固化することで更生管渠を構築する工法です。
よって、設問は誤りです。
更生工法には、このほかに反転工法があり、この工法は熱や光で硬化する樹脂を含ませた材料を既設マンホールから既設管内に反転加工させながら挿入し、既設管内で樹脂を硬化させて管を構築する工法です。
更生工法は各工法ごとに大きな違いがありますが、文面のみではその違いが分かりにくいため、十分に理解をしておく必要があると思います。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問30)へ
令和6年度(前期)問題一覧
次の問題(問32)へ