2級土木施工管理技術の過去問
令和6年度(前期)
土木3 問6
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問題
2級土木施工管理技術検定学科試験 令和6年度(前期) 土木3 問6 (訂正依頼・報告はこちら)
労働者の危険を防止するための措置に関する次の記述のうち、労働安全衛生法上、誤っているものはどれか。
- 明り掘削の作業を行うときは、物体の飛来又は落下による危険を防止するため、保護帽を着用する。
- 最大積載量が5tの貨物自動車の荷の積み卸しの作業を行うときは、保護帽を着用する。
- 高さ1mの箇所で作業を行うときは、防網を張り、要求性能墜落制止用器具を使用する。
- つり足場、張出し足場の組立て、解体等の作業では、原則として要求性能墜落制止用器具を安全に取り付けるための設備等を設け、かつ、要求性能墜落制止用器具を使用する。
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この過去問の解説 (1件)
01
建設現場などでは、様々な作業に伴い労働者が危険にさらされる可能性があり、労働安全衛生法では、事業者が労働者の安全を守るための具体的な措置が定められています。
正しいです。
明り掘削作業では、上方からの落下物による危険性があるため、保護帽の着用は必須です。労働安全衛生法では、墜落・転落の危険がある作業では保護帽の着用が義務付けられています。
正しいです。
貨物自動車の荷積み作業では、上から物が落下したり、突起物に頭をぶつける危険性があるため、保護帽の着用が推奨されます。労働安全衛生法では、特定の作業については保護帽の着用が義務付けられています。
誤りです。
労働安全衛生法では、高さが2m以上の高所作業において、作業床の設置や囲い、手すりなどが困難な場合は、労働者に墜落による危険のおそれに応じた性能を有する墜落制止用器具(要求性能墜落制止用器具)を使用させることが義務付けられています。
正しいです。
つり足場や張出し足場での作業は、墜落の危険性が非常に高いため、労働安全衛生法では、墜落制止用器具の使用が義務付けられています。
労働安全衛生法では、作業の種類や場所によって、様々な安全対策が義務付けられています。この問題では、代表的な例として、保護帽や墜落制止用器具を取り上げましたが、他にも、足場、梯子、機械器具の安全管理など、多岐にわたる安全対策が規定されています。
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