二級建築士の過去問
平成28年(2016年)
学科2(建築法規) 問4
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問題
二級建築士試験 平成28年(2016年) 学科2(建築法規) 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
一戸建て住宅の計画に関する次の記述のうち、建築基準法に適合しないものはどれか。
- 子ども部屋の天井の高さを2.3mとし、便所の天井の高さを2.0mとした。
- 高さ1m以下の階段の部分には、手すりを設けなかった。
- 階段(直階段)のけあげの寸法を23cm、踏面の寸法を15cmとした。
- 階段に代わる傾斜路の勾配を、1/7とした。
- 排水のための配管設備の汚水に接する部分は、不浸透質の耐水材料で造った。
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この過去問の解説 (3件)
01
1-建築基準法に適合します。
子ども部屋は居室に該当し、居室の天井高さは2.1m以上としなければなりません。
便所は居室ではないので、天井高さは2.1m以下でも問題ありません。
2-建築基準法に適合します。
高さ1m以下の階段部分には、手すりや側壁を設けなくても良いとされています。
3-建築基準法に適合します。
一戸建て住宅の階段は、階段幅75㎝以上、けあげ23㎝以下、踏面15㎝以上としなければなりません。
4-建築基準法に適合しません。
階段に代わる傾斜路の勾配は1/8以下としなければなりません。
5-建築基準法に適合します。
汚水に接する部分は、不浸透質の耐水材料で造らなければなりません。
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02
2. 〇 建築基準法に適合します。
3. 〇 建築基準法に適合します。
4. × 建築基準法に不適合です。
階段に代わる傾斜路の勾配は1/8以下とする必要があります。
5. 〇 建築基準法に適合します。
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03
1:正しい記述です。
2:正しい記述です。
3:正しい記述です。
4:誤った記述です。
基準法施行令26条により、階段に代わる傾斜路は1/8を超えてはいけません。
したがって、設問の「1/7」では誤りです。
5:正しい記述です。
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