二級建築士の過去問
平成28年(2016年)
学科4(建築施工) 問6
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問題
二級建築士試験 平成28年(2016年) 学科4(建築施工) 問6 (訂正依頼・報告はこちら)
木造2階建て住宅の基礎工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 布基礎の下部に、地盤を強化することを目的として、厚さ60mmの捨コンクリート地業を行った。
- アンカーボルトのコンクリートへの埋込み長さは、250mm以上とした。
- 布基礎の底盤部分の主筋にD10を用い、その間隔を300mmとした。
- 布基礎の立上りの厚さは150mmとし、セパレーターを用いて型枠の幅を固定した。
- 床下の防湿措置において、床下地面全面に厚さ0.15mmのポリエチレンフィルムを、重ね幅150mmとして敷き詰めた。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 . 誤
捨コンクリート地業は、
墨出しなどを行うために、
表面を平らに仕上げ、コンクリートを打ちます。
地盤の強化は期待できません。
したがって 誤 です。
2 . 正
アンカーボルトのコンクリートへの埋込み長さは
【250mm以上】とします。
3 . 正
布基礎の底盤部分の主筋は【D10以上】を用い、
【間隔を300mm以下】とします。
4 . 正
布基礎の立上りの【厚さは120mm以上】とします。
セパレーターを用いて型枠の幅を固定します。
5 . 正
床下の「防湿」措置において、
【厚さ0.1mm以上】の防湿フィルムを
【重ね幅150mm以上】敷き詰めます。
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02
1.×
捨コンクリート地業は、基礎・柱・基礎ばりの墨出しをするために設けられます。
地盤の強化にはならないので、誤りです。
2.〇
アンカーボルトのコンクリートへの埋込み長さは、『 250mm以上 』 必要です。
3.〇
布基礎の底盤部分の主筋には 『 D10以上 』 を用い、その間隔を 『 300mm 以下 』とします。
4.〇
布基礎の立上りの厚さは 『 120mm以上 』とし、セパレーターを用いて型枠の幅を固定します。
5.〇
床下の防湿措置において、床下地面全面に厚さ 『 0.1mm以上 』 の防湿フィルムを、『 重ね幅150mm以上 』 敷き詰めます。
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03
捨コンクリートは、基礎の下に施される無筋のコンクリートです。
主に基準線を出したり作業性を良くするために施されるので、
地盤が強化されることはありません。
2.正)設問の通り
3.正)設問の通り
4.正)設問の通り
5.正)設問の通り
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