二級建築士の過去問
平成28年(2016年)
学科4(建築施工) 問9
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問題
二級建築士試験 平成28年(2016年) 学科4(建築施工) 問9 (訂正依頼・報告はこちら)
コンクリート工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- コンクリートの調合管理強度は、コンクリートの品質基準強度と構造体強度補正値の合計によって算出された値とした。
- コンクリートの品質基準強度は、設計基準強度と耐久設計基準強度との平均値とした。
- 構造体強度補正値は、特記がなかったので、セメントの種類及びコンクリートの打込みから材齢28日までの予想平均気温の範囲に応じて定めた。
- 日平均気温の平年値が25°Cを超える期間のコンクリート工事において、特記がなかったので、荷卸し時のコンクリートの温度は、35°C以下となるようにした。
- 構造体コンクリートの有害なひび割れ及びたわみの有無は、支保工を取り外した後に確認した。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.〇
コンクリートの調合管理強度は、コンクリートの品質基準強度と構造体強度補正値の合計によって算出します。
2.×
コンクリートの品質基準強度は、設計基準強度と耐久設計基準強度の 『大きい方』 の値をとります。
3.〇
構造体強度補正値は、特記がなければ、セメントの種類及びコンクリートの打込みから、材齢28日までの予想平均気温の範囲に応じて定めます。
4.〇
日平均気温の平年値が25°Cを超える期間のコンクリート工事において、特記がない場合、荷卸し時のコンクリートの温度は、35°C以下とします。
5.〇
構造体コンクリートの有害なひび割れ・たわみの有無は、支保工を取り外した後に確認します。
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02
1 . 正
コンクリートの【調合管理強度】は、
品質基準強度+構造体強度補正値の合計で算出します。
2 . 誤
コンクリートの【品質基準強度】は、
設計基準強度と耐久設計基準強度のうち、
【大きい値】をとります。
したがって 誤 です。
3 . 正
構造体強度補正値は、特記がなければ、
・セメントの種類
・コンクリートの打込みから材齢28日までの予想平均気温の範囲
に応じて定めます。
4 . 正
日平均気温の平年値が25°Cを超える期間のコンクリート工事では、特記がなければ、
荷卸し時のコンクリート温度【35°C以下】とします。
5 . 正
構造体コンクリートの有害なひび割れ・たわみの有無は、
支保工を取り外した後に確認します。
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03
2.誤)
コンクリートの品質基準強度は
設計基準強度と耐久設計基準強度の
「大きい」ほうの値とします。
3.正)設問の通り
4.正)設問の通り
5.正)設問の通り
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