二級建築士の過去問
平成28年(2016年)
学科4(建築施工) 問10
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問題
二級建築士試験 平成28年(2016年) 学科4(建築施工) 問10 (訂正依頼・報告はこちら)
鉄筋工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 柱主筋をガス圧接継手とし、隣り合う主筋の継手の位置は、同じ高さとならないように400mmずらした。
- ガス圧接継手において、外観検査の結果、明らかな折れ曲がりが生じたことによって不合格となった圧接部を、再加熱して修正した。
- 鉄筋の重ね継手において、鉄筋径が異なる異形鉄筋相互の継手の長さは、太いほうの鉄筋径より算出した。
- 柱の鉄筋のかぶり厚さは、主筋の外周りを包んでいる帯筋の外側表面から、これを覆うコンクリート表面までの最短距離とした。
- 壁の打継ぎ目地部分における鉄筋のかぶり厚さについては、目地底から必要なかぶり厚さを確保した。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 . 正
柱主筋をガス圧接継手する時の
隣り合う主筋の継手の位置は、400mm以上ずらします。
2 . 正
ガス圧接継手において、外観検査で不合格となった
明らかな折れ曲がりがみられる圧接部は、再加熱して修正します。
3 . 誤
鉄筋径が異なる異形鉄筋の継手の長さは、
【細い】ほうの鉄筋の径から算出します。
したがって 誤 です。
4 . 正
柱の鉄筋のかぶり厚さは、
帯筋の外側表面から、コンクリート表面までの最短距離です。
5 . 正
壁の打継ぎ目地部分の 鉄筋かぶり厚さは、
目地底から必要なかぶり厚さを確保する必要があります。
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02
1.〇
柱主筋をガス圧接継手とする場合、隣り合う主筋の継手の位置のずらし方は原則400mm以上です。
2.〇
ガス圧接継手において、外観検査で不合格になった折れ曲がり圧接部は、再加熱して修正します。
3.×
鉄筋の重ね継手において、鉄筋径が異なる異形鉄筋相互の継手の長さは、『細い方』の鉄筋径より算出します。
4.〇
柱の鉄筋のかぶり厚さは、主筋の外周りの帯筋の外側表面から、コンクリート表面までの最短距離です。
5.〇
壁の打継ぎ目地部分における鉄筋のかぶり厚さについては、目地底から鉄筋までの最短距離が最小かぶり厚さ以上になるようにします。
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03
2.正)設問の通り
3.誤)
鉄筋の重ね継手において鉄筋径が異なる異形鉄筋相互の継手の長さは
「細い」ほうの鉄筋径の値を元に算出します。
4.正)設問の通り
5.正)設問の通り
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