二級建築士の過去問
平成28年(2016年)
学科4(建築施工) 問22

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問題

二級建築士試験 平成28年(2016年) 学科4(建築施工) 問22 (訂正依頼・報告はこちら)

改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 天井の改修工事において、天井のふところが1.5mであったので、軽量鉄骨天井下地の吊りボルトの水平補強と斜め補強を省略した。
  • 床の改修工事において、タイルカーペットの張付けに、粘着はく離形接着剤を使用した。
  • タイル張り仕上げの外壁のひび(・・)割れ部を改修するに当たって、健全な部分に損傷が拡大しないように、ひび割れ周辺のタイル目地に沿ってダイヤモンドカッターで切り込みを入れた。
  • アルミニウム製建具の改修工事において、かぶせ工法による新規建具の既存枠への留め付けには小ねじを用い、留め付け間隔は、両端を留め付けるとともに中間は400mm以下の間隔とした。
  • シーリングの再充塡を行うに当たって、既存のシーリング材をできる限り除去するとともに、コンクリートの目地部の軽微な欠損部は、ポリマーセメントモルタルで補修した。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解 : 1

1.×
天井の改修工事において、天井のふところが『1.5m以上』ある場合、軽量鉄骨天井下地の吊りボルトの水平補強と斜め補強が必要です。

2.〇
床の改修工事において、タイルカーペットの張付けには、粘着はく離形接着剤を使用します。

3.〇
タイル張り仕上げの外壁のひび割れ部の改修では、健全な部分に損傷が拡大しないように、ひび割れ周辺のタイル目地に沿ってダイヤモンドカッターで切り込みを入れます。

4.〇
アルミニウム製建具の改修工事では、かぶせ工法による新規建具の既存枠への留め付けには小ねじを用い、留め付け間隔は、両端を留め付けるとともに中間は400mm以下の間隔とします。

5.〇
シーリングの再充塡では、既存のシーリング材をできる限り除去し、コンクリートの目地部の軽微な欠損部は、ポリマーセメントモルタルで補修します。

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02

最も不適当なものは1番です。

 1 . 誤
天井の改修工事において、
天井のふところが【1.5m以上】ある場合
天井下地の吊りボルトの【水平補強と斜め補強】を行います。

 2 . 正
床の改修工事においては、
既存の仕上げ材を剥がした後に残った接着剤等で床面が凸凹しているので、
凸凹面でも有効な粘着はく離形接着剤を使用します。

 3 . 正
タイル張り仕上げ外壁の ひび割れ部の改修で、
健全な部分に損傷が拡大しないように、
ひび割れ周辺のタイル目地に沿って
ダイヤモンドカッターで切り込みを入れます。
その後ひび割れたタイルを撤去します。

 4 . 正
アルミニウム製建具の改修工事において、
かぶせ工法は既存の建具枠の上から新しい建具を取り付けます。
小ねじの留め付け間隔は、ねじの受け材厚2mm以上の場合
両端100mm以下、中間は400mm以下となります。

 5 . 正
シーリングの再充塡を行うに当たり、
既存のシーリング材をできる限り除去し、
コンクリートの目地部の軽微な欠損部は、
ポリマーセメントモルタルで補修します。

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03

1.誤)
天井のふところが「1.5m以上」ある場合、
吊りボルトの水平補強と斜め補強を
行ないます。

2.正)設問の通り

3.正)設問の通り

4.正)設問の通り

5.正)設問の通り

参考になった数5