建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第48回(平成30年度(2018年))
問140 (給水及び排水の管理 問140)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第48回(平成30年度(2018年)) 問140(給水及び排水の管理 問140) (訂正依頼・報告はこちら)

消火設備に関する語句とその説明との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
  • 屋内消火栓設備 −−−−−−−− 初期発見段階での消火
  • 泡消火設備 −−−−−−−−−−−− 油火災を対象
  • 連結送水管 −−−−−−−−−−−− 公設消防隊の専用栓
  • 不活性ガス消火設備 −−−− 負触媒作用による消火
  • スプリンクラー設備 −−−− 火災発生時に自動的に散水

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この過去問の解説 (1件)

01

正解は、「不活性ガス消火設備 − 負触媒作用による消火」です。

 

この問題は、消防設備に関するものです。

様々な目的で、消防設備が選定されます。

火災の種類や、「自動」、「初期」など、混同しないようにしましょう。

選択肢1. 屋内消火栓設備 −−−−−−−− 初期発見段階での消火

正しいです。屋内消火栓は、火災を初期段階で発見した人が、

設置されたホースやノズルを用いて直接放水消火できる設備です。

建物内の常設消火設備として有効であり、初期対応に利用されます。

選択肢2. 泡消火設備 −−−−−−−−−−−− 油火災を対象

正しいです。泡消火設備は、水溶性でない油類を覆い、

空気遮断することで燃焼を止めます。

石油コンビナートや危険物施設に用いられ、

油火災対策に不可欠です。

選択肢3. 連結送水管 −−−−−−−−−−−− 公設消防隊の専用栓

正しいです。連結送水管は、消防隊がホースを接続し、

建物内部に送水するための設備です。

火災時の消防活動を補助するため設けられ、

公設消防隊が使用します。

選択肢4. 不活性ガス消火設備 −−−− 負触媒作用による消火

誤りです。不活性ガス(CO₂や窒素など)による消火は、

酸素濃度を低下させ窒息効果で火を消す原理です。

触媒作用とは無関係です。

選択肢5. スプリンクラー設備 −−−− 火災発生時に自動的に散水

正しいです。スプリンクラーは火災熱で感知部が作動し、

自動的に散水して延焼拡大を防ぎます。

建築基準法や消防法でも設置が義務付けられています。

誤作動に要注意です。

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