建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第49回(令和元年度(2019年))
問56 (空気環境の調整 問56)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理技術者)試験 第49回(令和元年度(2019年)) 問56(空気環境の調整 問56) (訂正依頼・報告はこちら)

室温20°Cの室内において、ホルムアルデヒドの質量濃度が0.08mg/m3であったとき、ホルムアルデヒドの容積比濃度として、最も近いものは次のうちどれか。
ただし、濃度換算には以下の式が用いられ、ホルムアルデヒドの分子量Mは30とする。

Cppm=Cmg/m3 × 22.41/M × (273 + t)/273
Cppm:容積比濃度[ppm]、M:分子量
Cmg/m3:質量濃度[mg/m3]、t:温度[°C]
  • 0.050ppm
  • 0.065ppm
  • 0.080ppm
  • 0.100ppm
  • 0.120ppm

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この過去問の解説 (1件)

01

最も近いのは「0.065ppm」です。

 

(計算の概要)

まず式を示します。
Cppm = Cmg/m3 × (22.41/M) × (273+t)/273
ここで、
・Cmg/m3 = 0.08 mg/m3
・M = 30(ホルムアルデヒドの分子量)
・t = 20°C

 

(22.41/M)の計算
22.41 ÷ 30 ≈ 0.747

 

温度補正(273+t)/273
(273 + 20) ÷ 273 ≈ 293 ÷ 273 ≈ 1.074

 

Cmg/m3との積
0.08 × 0.747 ≈ 0.0598

 

温度補正の乗算
0.0598 × 1.074 ≈ 0.0642

 

したがって、約0.064ppmとなるため、選択肢の中では「0.065ppm」が最も近い値です。

選択肢2. 0.065ppm

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