建築物環境衛生管理技術者（ビル管理士） 過去問
第49回（令和元年度（2019年））
問67 (空気環境の調整 問67)

先に加熱してから冷却する順番は、通常の空調システムでは適切ではありません。冷却後に加湿が行われる必要があるため、この順番は不適当です。

加湿器の後に加熱コイルがあると、加湿した空気が再加熱され、乾燥する可能性があります。したがって、この順番は適当ではありません。

一般的な空調システムでは、まず冷却コイルで空気を冷やし、除湿を行います。その後、加熱コイルで温度を調整し、加湿器で必要な湿度を加えます。この順番が適切です。

先に加湿すると、その後の冷却コイルで結露が発生し、意図した湿度調整がうまくできません。この順番は不適当です。

加熱して加湿した後に冷却すると、結露が発生し、湿度調整が困難になります。この順番は不適当です。