建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第50回(令和2年度(2020年))
問163 (清掃 問163)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第50回(令和2年度(2020年)) 問163(清掃 問163) (訂正依頼・報告はこちら)
- 国・地方公共団体は、廃棄物に関する教育・啓蒙を行う。
- ビルメンテナンス事業者は、建築物内廃棄物の管理責任者を選任する。
- 建築物内廃棄物処理事業者は、廃棄物の減容化に努める。
- 建築物維持管理権原者は、建築物内廃棄物の処理に必要な容器、集積場所、保管場所等を適切に準備する。
- ビルメンテナンス事業者は、建築物内廃棄物の収集・運搬・処理・保管を実施する。
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この過去問の解説 (1件)
01
「ビルメンテナンス事業者は、建築物内廃棄物の管理責任者を選任する。」が誤りです。
建築物内廃棄物の管理責任者(廃棄物管理責任者)を選任するのは、廃棄物を排出する事業者や建築物維持管理権原者です。ビルメンテナンス事業者にはその権限がありません。
行政は法令整備だけでなく、3R推進や適正処理を広めるための教育・啓発活動も担います。適当です。
管理責任者の選任は排出事業者や建物管理者の役割です。ビルメンテナンス会社はあくまで委託を受けて実務を支援する立場であり、選任権限はありません。不適当です。
処理事業者は焼却・圧縮・リサイクルなどで体積や重量を減らし、最終処分量を抑える努力義務があります。適当です。
建物所有者や管理者は、テナントや清掃員が分別・保管しやすい設備を整える責任があります。適当です。
清掃業務の一環として館内回収・一時保管を行い、許可業者へ引き渡すまでの内部運搬を担います。契約範囲内で実務を実施するため適当です。
廃棄物管理責任者は「排出側」が選任するのが原則です。
ビルメンテナンス事業者は実務サポートを行いますが、法的な選任権限までは持ちません。
役割の線引きを押さえると、責任の所在が明確になり適切な管理体制を構築できます。
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