建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第51回(令和3年度(2021年))
問37 (建築物の環境衛生 問37)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第51回(令和3年度(2021年)) 問37(建築物の環境衛生 問37) (訂正依頼・報告はこちら)
- レーザー光線には可視光のレーザーの他、赤外線や紫外線のレーザーがある。
- 溶接作業で発生する電気性眼炎は紫外線による。
- 赤外線は白内障の原因となる。
- マイクロ波の主な用途の一つとして、家庭用電子レンジがある。
- 可視光線の波長は赤外線より長い。
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この過去問の解説 (1件)
01
可視光線(おおむね380〜780nm)は、赤外線(約780nmより長波長)よりも短い波長域に位置します。したがって「可視光線の波長が赤外線より長い」という表現は逆で不適当です。
CO₂レーザー(赤外)、エキシマレーザー(紫外)など、可視光以外の波長域を用いるレーザー装置が実際に存在します。
アーク溶接の強い紫外線が角膜を傷付けて「電気性眼炎(溶接眼)」を起こします。実際に現場で問題となる障害です。
赤外線が長時間水晶体に当たると「ガラス職人白内障」など熱性白内障を招くことが知られています。
電子レンジは2.45GHz付近のマイクロ波で食品中の水分子を振動させ、加熱する仕組みです。代表的な応用例です。
実際には可視光の方が短波長で、赤外線が長波長域です。この記述が誤りです。
電磁波の波長は
紫外線(短い)< 可視光 < 赤外線(長い)< マイクロ波 という順です。波長の大小関係を押さえておくと、光・赤外・マイクロ波に関する問題で迷いにくくなります。
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