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建築物環境衛生管理技術者の過去問 第52回(令和4年度(2022年)) 給水及び排水の管理 問115

問題

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給水設備に用いる弁類の説明として、最も不適当なものは次のうちどれか。
   1 .
仕切弁 ―――――― 弁体が管路を垂直に仕切るように開閉する構造である。
   2 .
バタフライ弁 ――― 円板状の弁体を回転させることで管路を開閉する構造である。
   3 .
減圧弁 ―――――― ダイヤフラムと調節ばねのバランスにより弁体の開度を調整する機構である。
   4 .
定水位弁 ――――― 副弁の開閉と連動して弁体を開閉させて水槽の水位を保持する機構である。
   5 .
玉形弁 ―――――― 通路を開けた弁体を回転させて開閉する構造である。
( 第52回 建築物環境衛生管理技術者試験 給水及び排水の管理 問115 )
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この過去問の解説 (1件)

3

給水設備に用いる弁類の説明についての問題です。

問題で問われている語句と、その語句の意味を押さえましょう。

選択肢1. 仕切弁 ―――――― 弁体が管路を垂直に仕切るように開閉する構造である。

仕切弁とは、配管を流れる液体などをせき止めるときに使われる弁で、せき止めるときの円板の形をした弁体が、液体などが流れる配管を垂直に仕切るように、開けたり閉めたり出来るような構造となっていることから、仕切弁(もしくはゲート弁)と名付けられています。

仕切弁の用途は、水・空気・ガス・蒸気など多くのものにわたります。

選択肢2. バタフライ弁 ――― 円板状の弁体を回転させることで管路を開閉する構造である。

バタフライ弁は、冷水・温水・油・空気・蒸気・スラリー(液体の中に、固体の物質が溶けたものや泥のようなものが混ざった、スープみたいな状態のもの)などに、使われます。

レバーを回して、弁を動かす為の棒を回転させて、弁を動かす為の棒とくっついている弁の本体が回転する事で、配管の中を開けたり閉めたりして、流れてくるものの量やスピードを調節する作りになっています。

ON-OFFの操作や、流れてくるものの調整にも使える、使い勝手が良いバルブになります。

選択肢3. 減圧弁 ―――――― ダイヤフラムと調節ばねのバランスにより弁体の開度を調整する機構である。

減圧弁とは、空気の圧力で調節する弁と、その調節用のばねとのバランスにより、弁の本体の、配管の中などで開ける割合を調整するもので、高い圧力の液体や気体を、実際に使うのに適した圧力に下げる働きをする弁です。

高い圧力の液体や気体が、開いている割合が小さい、弁本体を支える根元の部分・弁の本体の部分を通るときに、一時的に圧力が下がる現象に利用しています。 

選択肢4. 定水位弁 ――――― 副弁の開閉と連動して弁体を開閉させて水槽の水位を保持する機構である。

定水位弁は、弁体(弁の本体)と副弁(ボールタップや電極棒)により成り立っており、ボールタップや電極棒の動きと連動して、弁の本体が開いたり閉じたりして、水槽の水位を一定にする仕組みになっています。

選択肢5. 玉形弁 ―――――― 通路を開けた弁体を回転させて開閉する構造である。

玉形弁の、弁の中身は球の形をしています。

弁の本体が、弁の根元を支える部分に対して、直角に動くもので、弁の本体の内部では、中を流れるもの(液体や気体)の流れが、S字になっています。

玉形弁の真ん中に作られた、仕切りの為の壁の隙間に、弁の本体の球を押しつけて塞ぐという作りで、ハンドルを回して開け閉めをするため、急な開け閉めは出来ません。

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