建築物環境衛生管理技術者の過去問
第52回(令和4年度(2022年))
給水及び排水の管理 問118

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問題

第52回 建築物環境衛生管理技術者試験 給水及び排水の管理 問118 (訂正依頼・報告はこちら)

給湯設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 貯湯槽の容量は、ピーク時の必要容量の1〜2時間分を目安とする。
  • 集合住宅の設計用給湯量は、100L/(戸・日)程度である。
  • 壁掛けシャワーの使用温度は、42°C程度である。
  • 中央式給湯設備の給湯栓の給湯温度は、ピーク使用時においても55°C以上とする。
  • ステンレス鋼管において単式の伸縮継手を用いる場合、その設置間隔は20m程度である。

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この過去問の解説 (1件)

01

給湯設備に関する問題です。

問題演習を通じて、語句と語句の意味を押さえましょう。

選択肢1. 貯湯槽の容量は、ピーク時の必要容量の1〜2時間分を目安とする。

貯湯槽の容量は、ピーク時の必要容量の1〜2時間分を目安とします。

選択肢2. 集合住宅の設計用給湯量は、100L/(戸・日)程度である。

給湯量の設計値についてですが、住宅で75~150L/(人・日)、事務所で7.5~11.5L/(人・日)、ホテルの宿泊部で75~150L/(人・日)となっています。

ちなみに問題文では、集合住宅で100L/(戸・日)となっています。

1戸当たり100Lでは少ないので、100L/(人・日)だと正解になります。

選択肢3. 壁掛けシャワーの使用温度は、42°C程度である。

一般的な壁掛けシャワーの使用温度は、42°C程度となっています。

選択肢4. 中央式給湯設備の給湯栓の給湯温度は、ピーク使用時においても55°C以上とする。

レジオネラ菌等の発生を抑制するため、中央式給湯設備の給湯栓の給湯温度はピーク使用時においても55°C以上とすることとなっています。

選択肢5. ステンレス鋼管において単式の伸縮継手を用いる場合、その設置間隔は20m程度である。

ステンレス鋼管において単式の伸縮継手を用いる場合、その設置間隔は最大でも20m程度であることが望ましいです。

(設置間隔が長くなると、強度が弱くなってしまいます。)

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