建築物環境衛生管理技術者の過去問
第52回(令和4年度(2022年))
給水及び排水の管理 問125
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問題
第52回 建築物環境衛生管理技術者試験 給水及び排水の管理 問125 (訂正依頼・報告はこちら)
排水再利用施設における次のフローシートの( )内に入る単位装置の組合せとして、最も適当なものは次のうちどれか。
集水 → スクリーン → ( ア ) → ( イ )→ 沈殿槽 → ( ウ ) → 消毒槽 → 排水処理水槽 → 配水
集水 → スクリーン → ( ア ) → ( イ )→ 沈殿槽 → ( ウ ) → 消毒槽 → 排水処理水槽 → 配水
- ア:沈砂槽 イ:流量調整槽 ウ:生物処理槽
- ア:流量調整槽 イ:生物処理槽 ウ:ろ過装置
- ア:ろ過装置 イ:生物処理槽 ウ:流量調整槽
- ア:流量調整槽 イ:沈砂槽 ウ:ろ過装置
- ア:沈砂槽 イ:ろ過装置 ウ:生物処理槽
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この過去問の解説 (1件)
01
排水を再利用する為の施設での処理の工程は、以下のようになります。
集水→スクリーン→流量調整槽→生物処理槽→沈殿槽→ろ過装置→消毒槽→排水処理水槽→配水
排水を再利用する為の施設では、まず集めた水をスクリーン(今回は大きいゴミと小さいゴミを分けること)にかけて、汚物やゴミのようのものを取り除いていきます。
次に流量調整槽で、次の工程の生物処理槽へ送り込む水の量を調節していきます。
生物処理槽では、槽の中に一定量の微生物がいるため、処理できる排水の量が決まっています。
そこで生物処理槽に入ってくる排水の量を一定にするため、流量調整槽が必要となります。
そして生物処理槽で、槽の中に酸素を送り込むと、沈殿槽でほとんどの汚れは固まりの状態で沈みますが、一部の汚れは細かい粒状で水面に浮かんできます。
その後、ろ過装置でろ過(汚れを大きさや重さごとに分けること)をすることで、細かい粒状の汚れを取り除いてから、排水は消毒槽→排水処理水槽を通り、再利用されます。
ア・イ・ウ、全て間違いとなります。
ア・イ・ウ、全て正解です。
ア・ウは間違い、イは正解です。
イは間違い、ア・ウは正解となります。
ア・イ・ウ、全て間違いです。
排水再利用施設における処理工程についての問題です。
問題演習を通じて、語句と語句の意味を押さえましょう。
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