建築物環境衛生管理技術者の過去問
第53回(令和5年度(2023年))
建築物の環境衛生 問35

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問題

第53回 建築物環境衛生管理技術者試験 建築物の環境衛生 問35 (訂正依頼・報告はこちら)

振動に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
  • 振動レベルの単位はHzで示される。
  • 振動は全身に分布する交感神経末端の受容器により知覚される。
  • 全身振動は、水平振動のみで評価される。
  • 長距離バスやフォークリフトの運転などにより、局所振動障害が起こる。
  • 振動を原因とする白ろう病では、指に境界鮮明な蒼(そう)白化状態が発生する。

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この過去問の解説 (1件)

01

「振動を原因とする白ろう病で指が蒼白化する」という記述が正しいです。

他の選択肢は振動の評価や影響に関する事実と異なるため注意が必要です。

選択肢1. 振動レベルの単位はHzで示される。

振動レベルは加速度や振幅で表され、単位は通常m/s²です。

選択肢2. 振動は全身に分布する交感神経末端の受容器により知覚される。

振動は皮膚や深部のメカノレセプターで感知されます。

選択肢3. 全身振動は、水平振動のみで評価される。

全身振動は水平・垂直・回転振動を含めて評価されます。

選択肢4. 長距離バスやフォークリフトの運転などにより、局所振動障害が起こる。

長距離運転では全身振動障害が主で、局所振動障害は手持ち工具などが原因です。

選択肢5. 振動を原因とする白ろう病では、指に境界鮮明な蒼(そう)白化状態が発生する。

振動障害の典型的症状で、指先の血流が悪化し蒼白化します。

まとめ

振動障害では白ろう病が代表的な症状として知られています。

振動の影響や評価方法を正しく理解し、局所振動と全身振動の違いも覚えておきましょう。

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