建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第54回(令和6年度(2024年))
問69 (空気環境の調整 問24)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第54回(令和6年度(2024年)) 問69(空気環境の調整 問24) (訂正依頼・報告はこちら)

標準的なエアハンドリングユニットを構成する機器として、最も不適当なものは次のうちどれか。
  • 圧縮機
  • 熱交換器
  • 加湿器
  • 送風機
  • エアフィルタ

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この過去問の解説 (1件)

01

正解は、「圧縮機」です。

 

この問題は、標準的なエアハンドリングユニットに関するものです。

エアハンドリングユニット(AHU:Air Handling Unit)は、空調機器の一種で、建物内の空気を調整(冷却、加熱、加湿、除湿、ろ過など)して送風する装置です。

エアハンドリングユニットは空調における中核機器でありながら、冷媒機能は持たないのが一般的ですので間違えないようにしましょう。

選択肢1. 圧縮機

不適当です。圧縮機は冷凍機(チラー)やパッケージエアコンなどの冷媒回路に含まれる装置で、AHUには直接含まれません。

冷媒の圧縮・循環は別の機器で行われるため、AHUの構成機器には入りません。

選択肢2. 熱交換器

正しいです。熱交換器は冷却または加熱のためです。

冷暖房のための加熱・冷却に使用され、温水・冷水を用いて空気の温度を調整します。

選択肢3. 加湿器

正しいです。湿度の調整のためです。湿度調整のために必要な装置であり、乾燥した空気に水分を加える役割を果たします。

選択肢4. 送風機

正しいです。空気を送るためで、空気をダクトを通じて各部屋に送り出すための基本構成要素で、AHUに必須です。

選択肢5. エアフィルタ

正しいです。空気をろ過するため必要です。

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