建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第54回(令和6年度(2024年))
問70 (空気環境の調整 問25)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第54回(令和6年度(2024年)) 問70(空気環境の調整 問25) (訂正依頼・報告はこちら)

加湿装置の基本構造と加湿方式との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
  • 滴下式 ――― 気化方式
  • 遠心式 ――― 気化方式
  • 超音波式 ――― 水噴霧方式
  • 電極式 ――― 蒸気方式
  • パン型 ――― 蒸気方式

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この過去問の解説 (1件)

01

正解は、「遠心式-気化方式」です。

 

この問題は、加湿装置の基本構造とその加湿方式の組み合わせについての正誤を問うものです。

加湿装置の基本構造と方式の理解は重要で、特に「水噴霧方式」と「気化方式」の区別がよく問われます。遠心式は水噴霧方式の一種ですので注意が必要です。

選択肢1. 滴下式 ――― 気化方式

正しいです。滴下式は水をフィルターなどに滴下し、気流で蒸発させて加湿する気化方式です。自然気化や強制気化に用いられます。

選択肢2. 遠心式 ――― 気化方式

誤りです。遠心式は水と空気を遠心力で吸い上げ、高速回転盤により霧化して噴霧します。 わずかな電力で大きな加湿量が得られる省エネ加湿器であり、水噴霧方式に分類されます。

選択肢3. 超音波式 ――― 水噴霧方式

正しいです。超音波で水を微粒子状にして放出する方式であり、水噴霧方式に分類されます。

選択肢4. 電極式 ――― 蒸気方式

正しいです。電極を使って水中に電流を流して発熱・蒸気を発生させる方法であり、蒸気方式に分類されます。

選択肢5.

パン型 ――― 蒸気方式

正しいです。加湿装置の一形式で蒸発皿(パン)内の水を、電気あるいは蒸気ヒータにより加熱し蒸発させて空気中に拡散させ加湿を行うものです。パッケージ形空調機などに広く利用されています。

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