建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第54回(令和6年度(2024年))
問74 (空気環境の調整 問29)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第54回(令和6年度(2024年)) 問74(空気環境の調整 問29) (訂正依頼・報告はこちら)
- ダイヤフラムポンプは、薬液注入などに用いられることが多い。
- ターボ型ポンプは、連続的に送水でき脈動が少ないことが特徴である。
- 渦巻きポンプは、油輸送などの粘度の高い液体の輸送用途に用いられることが多い。
- ポンプの急停止による水撃作用を防止するには、緩閉式逆止め弁を用いる方法がある。
- 流体のある部分の圧力が低下し、局部的な蒸発により気泡が発生する現象をキャビテーションという。
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この過去問の解説 (1件)
01
最も不適当なもの、「渦巻きポンプは、油輸送などの粘度の高い液体の輸送用途に用いられることが多い。」です。
この問題は、空気調和設備などで使用されるポンプの種類とその用途・特性に関するものです。
各ポンプの適用分野や構造的特徴を理解しておく必要があります。
用途に応じたポンプの特性を正しく把握することは、設備設計・運転管理の両面で極めて重要です。
特に粘性や圧力損失、脈動の有無などの理解はビル管理士に求められる基本知識です。
正しいです。ダイヤフラムポンプは、液体と機械的部品を隔離でき、
薬品など腐食性のある液体や高純度な液体の注入に適しています。
正しいです。ターボ型ポンプ(遠心ポンプなど)は連続流で脈動が少なく、空調や給水などに広く用いられます。
不適当です。渦巻きポンプ(遠心ポンプ)は、水のような低粘度の液体の搬送に適しており、粘度の高い液体には不向きです。
粘性の高い液体には、容積式ポンプ(ギアポンプやスクリューポンプなど)が一般的です。
正しいです。緩閉式逆止め弁は、水の逆流を緩やかに止めることで、
ウォーターハンマー(水撃)を緩和する目的で使用されます。
正しいです。キャビテーションは、ポンプ内部の圧力低下により流体が沸騰し、
気泡が発生・破裂する現象で、ポンプの損傷原因となります。
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