建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第54回(令和6年度(2024年))
問75 (空気環境の調整 問30)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第54回(令和6年度(2024年)) 問75(空気環境の調整 問30) (訂正依頼・報告はこちら)
- 圧力配管用炭素鋼鋼管 ――― 高温水
- 一般配管用ステンレス鋼鋼管 ――― 冷却水
- 水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管 ――― 冷却水
- 配管用炭素鋼鋼管(白管)――― 冷温水
- 耐熱性硬質ポリ塩化ビニル管 ――― 蒸気
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この過去問の解説 (1件)
01
不適当なものは、「耐熱性硬質ポリ塩化ビニル管 蒸気」です。
この問題は、空気調和設備の配管に使用される管種と用途の適切な組合せに関するものです。
配管の材質には、それぞれ適した温度・圧力・流体の種類があり、
それに合わない使用は漏れや破損、事故の原因となります。
空調配管では流体の性質と温度に応じて適切な管材を選定する必要があります。
特に蒸気系は高温高圧であるため、樹脂管の使用は危険です。
正しいです。圧力配管用炭素鋼鋼管(SGPなど)は高温水(温水暖房など)に使われることが多く、適した材料です。
ボイラーや暖房配管でも使われる定番材料です。
正しいです。ステンレス鋼管は耐腐食性に優れており、冷却水などの循環水系で使用されることが多いです。
特に水質が悪い場合にも安定して使えます。
正しいです。水道用VPライニング鋼管は、腐食防止のための内面に塩ビのコーティングがされており、冷却水用途にも使用されます。
正しいです。「白管」は塗装・防食処理された炭素鋼管であり、冷温水配管にも一般的に使われます。
不適当です。耐熱性硬質ポリ塩化ビニル管(HTVPなど)は、熱水にはある程度使用可能ですが、蒸気配管には不適です。
蒸気は非常に高温・高圧になるため、金属配管(鋼管など)が基本です。
ポリ塩化ビニルは耐熱限界を超えるため危険です。
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