建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第54回(令和6年度(2024年))
問79 (空気環境の調整 問34)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第54回(令和6年度(2024年)) 問79(空気環境の調整 問34) (訂正依頼・報告はこちら)
- 酸素 ――― ポーラログラフ方式
- 窒素酸化物 ――― 溶液導電率法
- 一酸化炭素 ――― ガスクロマトグラフ法
- イオウ酸化物 ――― 紫外線蛍光法
- 臭気 ―――3点比較式臭袋法
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題は、空気中の各種環境要素(酸素・臭気・NOxなど)の測定方法とその名称との関係に関するものです。
各測定対象物質に対して、適切な分析法を選べるかがポイントです。
空気環境測定において、正確な分析機器の選定は法令遵守や環境保全に直結するため重要です。
正しいです。ポーラログラフ方式は、酸素濃度を測定する電気化学的手法で、
白金電極と銀電極間の電流変化を用いて酸素量を算出します。広く使われている方式の一つです。
不適切です。NOxの測定には化学発光法(ケミ ルミネッセンス法)が主流です。溶液導電率法はNOx測定には一般的ではなく、
水質分析などで使われる方法です。
正しいです。ガスクロマトグラフ法(通称ガスクロ)は成分ごとの分離・定量に優れており、
一酸化炭素などの低濃度ガス成分分析にも使用可能です。測定精度も高いです。
正しいです。SO₂(亜硫酸ガス)などの硫黄酸化物の測定に広く使われる手法で、
ガス中のSO₂に紫外線を照射して発生する蛍光を測定する高感度な方法です。
正しいです。人間の嗅覚を使って臭気を定量的に評価する官能試験法で、
日本国内では「三点比較式臭袋法」が標準的手法として広く用いられています。
無臭のプラスチック製袋が使用されます。
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