建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第54回(令和6年度(2024年))
問106 (給水及び排水の管理 問1)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第54回(令和6年度(2024年)) 問106(給水及び排水の管理 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

給水及び排水の管理に関する用語と単位の組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
  • 給湯配管からの熱損失 ――― W
  • 腐食速度 ――― mm/年
  • 水の比熱 ――― J/℃
  • 水の密度 ――― kg/m3
  • 濁度 ――― 度

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この過去問の解説 (1件)

01

給水及び排水の管理に関する問題です。

普段の生活では目にしない単位も含まれていて聞かれても数字だけで済んでしまうことが多々あります。

そのような中でもこの単位はこれだったと意識していれば扱いの際に間違える心配も軽減されます。

選択肢1. 給湯配管からの熱損失 ――― W

誤:給湯配管からの熱損失は、W(ワット)で表します。

普段はWといえば電力を表すイメージが強いですが、エネルギー単位の代表的なものになります。

熱もエネルギーの一種なのでWで表します。

選択肢2. 腐食速度 ――― mm/年

誤:腐食速度は、㎜/年で表します。

重量の変化で表すことが多いですが、時間単位で表すときは㎜/年で表します。

選択肢3. 水の比熱 ――― J/℃

正:水の比熱は、J/( ㎏・K)で表します。

水の場合は、1㎏の水が1K(℃)上昇するのに何Jになるかを表しています。

選択肢4. 水の密度 ――― kg/m3

誤:水の密度は、㎏/㎥で表します。

個体・液体の基準は水を1として表しています。

気体の場合は、空気を1として基準にしています。

選択肢5. 濁度 ――― 度

誤:濁度は、度で表します。

1lの水に1㎎のカオリン又はホルマジンを含んで、均等に混ぜた状態を1度としています。

まとめ

普段は聞きなれない単位もありましたが、この機会に覚えられるようにしていきましょう。

測定結果を見て、現状を整理するときに扱えるようになっておきたいものです。

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