建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第54回(令和6年度(2024年))
問111 (給水及び排水の管理 問6)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第54回(令和6年度(2024年)) 問111(給水及び排水の管理 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

給水設備の汚染に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • クロスコネクションとは、飲料水系統と他の配管系統を配管などで直接接続することである。
  • 大容量の貯水槽の場合は、槽内に迂回壁を設置して滞留域の発生を抑制する。
  • 大便器洗浄弁には、大気圧式バキュームブレーカを設置する。
  • 上水配管から消火系統への水の補給は、消火用水槽を設けて行う。
  • 洗面器における吐水口空間は、水栓の吐水口端と水受け容器のオーバフロー口との垂直距離である。

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この過去問の解説 (1件)

01

給水設備の汚染に関する問題です。

日々何気なく使用している水道等が影ではこんな働きがあって活用されていることが分かります。

選択肢1. クロスコネクションとは、飲料水系統と他の配管系統を配管などで直接接続することである。

誤:クロスコネクションとは、飲料水系統と他の配管系統を直接配管等で接続していることを指します。

そのために互いの水が混ざる危険性があります。

選択肢2. 大容量の貯水槽の場合は、槽内に迂回壁を設置して滞留域の発生を抑制する。

誤:大容量の貯水槽の場合は、槽内に迂回壁を設けて滞流域の発生を抑えています。

 

選択肢3. 大便器洗浄弁には、大気圧式バキュームブレーカを設置する。

誤:大便器洗浄弁には、大気圧式バキュームブレーカが設けられています。

選択肢4. 上水配管から消火系統への水の補給は、消火用水槽を設けて行う。

誤:上水配管から消火系統への水の補給は、消火用水槽を設けて行っています。

そうでないと、いざ使用するときに水が不足して第二被害が起こります。

選択肢5. 洗面器における吐水口空間は、水栓の吐水口端と水受け容器のオーバフロー口との垂直距離である。

正:洗面器の吐出口空間は、給水装置の吐出口に中心から越流面までの垂直距離及び近接壁からの吐出口の中心までの水平距離を言います。

まとめ

聞きなれない言葉の連続でしたが、普段活用している水道等の裏側が分かる問題でした。

設備内面が分かっていれば、何かあったときの備えにもなります。

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