建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第54回(令和6年度(2024年))
問124 (給水及び排水の管理 問19)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第54回(令和6年度(2024年)) 問124(給水及び排水の管理 問19) (訂正依頼・報告はこちら)

給湯設備の保守管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 器具のワッシャには、細菌の繁殖を防止するために合成ゴム製のものを使用する。
  • 貯湯槽に流電陽極式電気防食が施されている場合は、犠牲陽極の腐食状態を調べる。
  • 各配管に給湯水を均等に循環させるために、給湯往管に設けられている弁の開度調整を行う。
  • 貯湯槽は、定期的に底部の滞留水の排出を行う。
  • 給湯配管は、給水系統配管の管洗浄方法に準じて洗浄を行うことが望ましい。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

給湯設備の保守管理に関する問題です。

工夫次第で長く安全に使用でいるようになっていることを認識しましょう。

選択肢1. 器具のワッシャには、細菌の繁殖を防止するために合成ゴム製のものを使用する。

誤:器具のワッシャには、細菌繁殖を防止のために合成ゴム製を用いています。

選択肢2. 貯湯槽に流電陽極式電気防食が施されている場合は、犠牲陽極の腐食状態を調べる。

誤:貯湯槽に流電陽極式電気防食を施すときは、犠牲陽極の腐食状態を調べてから行います。

鉄よりもイオン化傾向の高いマグネシウム、アルミニウム等で溶出して鋼材を保護します。

選択肢3. 各配管に給湯水を均等に循環させるために、給湯往管に設けられている弁の開度調整を行う。

正:各配管に給湯水を均等に循環させるために、返湯管側の弁開度を調整します。

選択肢4. 貯湯槽は、定期的に底部の滞留水の排出を行う。

誤:貯湯槽は、定期的に底部の滞留水を排出(ボトムブロー)します。

選択肢5. 給湯配管は、給水系統配管の管洗浄方法に準じて洗浄を行うことが望ましい。

誤:給湯配管は、給水系統配管の管洗浄方法に準じて洗浄することが望ましいです。

まとめ

保守管理行ううえでおさえておきたいことが書かれていました。

これら以外の事柄もしっかりと整理しましょう。

参考になった数0