建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第54回(令和6年度(2024年))
問125 (給水及び排水の管理 問20)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第54回(令和6年度(2024年)) 問125(給水及び排水の管理 問20) (訂正依頼・報告はこちら)

雑用水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 雑用水供給設備は、雑用水受水槽、ポンプ、配管類、末端の器具等で構成される。
  • 原水にし尿を含む雑用水は、散水用水に利用できる。
  • 雑用水受水槽の内面は、合成樹脂防水モルタル等で防水処理を行う。
  • 雑用水の配管は、上水管と異なる色で塗装する。
  • 排水を再処理した雑用水では、スライムが発生しやすい。

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この過去問の解説 (1件)

01

雑用水に関する問題です。

飲料水以外の水を雑用水として清掃、散水等に用いられます。

選択肢1. 雑用水供給設備は、雑用水受水槽、ポンプ、配管類、末端の器具等で構成される。

誤:雑排水供給設備は雑用水受水槽、ポンプ、配管類、末端器具等から構成されています。

選択肢2. 原水にし尿を含む雑用水は、散水用水に利用できる。

正:雑排水の原水にはし尿を用いてはならないことになっています。

雑用水といっても飲料以外に用いるものなので気持ち的に使用したくないことが分かります。

選択肢3. 雑用水受水槽の内面は、合成樹脂防水モルタル等で防水処理を行う。

誤:雑用水受水槽の内面は、槽内の水が滞留しないようにモルタル等で措置を講じます。

選択肢4. 雑用水の配管は、上水管と異なる色で塗装する。

誤:雑用水の配管は、上水管と異なる色で塗装して一目で区別できるようにします。

 

選択肢5. 排水を再処理した雑用水では、スライムが発生しやすい。

誤:排水を再処理した雑用水はスライムが発生しやすくなります。

スライムが発生すると塩素消費が増加して、遊離残留塩素濃度が減少します。

まとめ

雑用水に関しての問題でした。

余り聞き入れない言葉なので、どのようなものなのかを整理しましょう。

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