建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第54回(令和6年度(2024年))
問168 (ねずみ、昆虫等の防除 問3)
問題文
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第54回(令和6年度(2024年)) 問168(ねずみ、昆虫等の防除 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
- 防除を実施するにあたって、食物の管理と環境の整備は重要であるが、それだけでは発生を完全に防止することは難しい。
- ULV処理は、経気門的に殺虫剤を取り込ませることをねらった処理法である。
- 毒餌(食毒剤)を処理する際、毒餌及びその周辺にピレスロイド剤を噴霧すると駆除効果が高まる。
- 防除作業前のゴキブリ指数が12.0、作業後が1.2であった場合、この作業による防除率は90.0%である。
- フェノトリンを有効成分とするエアゾール剤を潜伏場所に吹き込むと、フラッシング効果が認められる。
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この過去問の解説 (1件)
01
ゴキブリの防除に関しての問題です。
対策によっては生存競争で勝てるかもしれません。
正:食物管理と環境整備は重要ですが、それのみであると向こうも対抗しますので不十分になります。
正:ULV処理は、高濃度少量散布のことであり、密閉された空間に効果がありますが持続性がありません。
誤:毒餌を用いて、連鎖的に防除する方法がありますが、毒餌と殺虫剤を組み合わせても効果がありません。
正:ゴキブリ指数=総捕獲数/(設置トラップ数×設置日数)であるために、12が1.2になっており10が1になっているのと同じ割合のため防除率は90%になります。
正:フラッシング効果とは、有効成分が自然にその効果を発揮できる場所へ流れ込むことを言います。
フェノトリンを有効成分としてのエアゾール剤は潜伏している標的に効果的です。
ゴキブリの防除に関する問題でした。
やり方によっては、免疫を作ってしまい、逆効果となる為に下手に実行しないようにしましょう。
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