建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第54回(令和6年度(2024年))
問169 (ねずみ、昆虫等の防除 問4)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第54回(令和6年度(2024年)) 問169(ねずみ、昆虫等の防除 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

ダニに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • ヒゼンダニは、ヒトの皮下に内部寄生するダニ類として知られている。
  • ヤケヒョウヒダニは、アレルゲンとなることが知られている。
  • カベアナタカラダニは、ヒトを刺さない。
  • ミナミツメダニは、捕食性のダニである。
  • マダニの顎体部には、脚が付属している。

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この過去問の解説 (1件)

01

ダニ類に関する問題です。

吸血性の有無と、マダニに要注意ということを覚えておきましょう。

選択肢1. ヒゼンダニは、ヒトの皮下に内部寄生するダニ類として知られている。

正:ヒゼンダニは、ヒトの皮脂にトンネルを形成して内部寄生します。

選択肢2. ヤケヒョウヒダニは、アレルゲンとなることが知られている。

正:ヤケヒョウヒダニは、大量に発生すると鼻炎やぜんそくのアレルゲンとなります。

選択肢3. カベアナタカラダニは、ヒトを刺さない。

正:カベアナタカラダニは、コンクリート壁内に生息し、花粉等を餌にしていますが詳しい生態は分かっていません。

ヒトや作物には、無害みたいです。

選択肢4. ミナミツメダニは、捕食性のダニである。

正:ミナミツメダニは、他のダニを捕食し、ヒトにも刺咬することがあります。

選択肢5. マダニの顎体部には、脚が付属している。

誤:ダニ類に触角はありません。

昆虫の頭部に該当する顎体部には触肢に感覚毛があり感知しています。

まとめ

ダニ類は昆虫ではないという前提で学習を進めていった方がいろいろと納得できることがあります。

そこで全くの別物として整理していきましょう。

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