建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第54回(令和6年度(2024年))
問170 (ねずみ、昆虫等の防除 問5)

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問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第54回(令和6年度(2024年)) 問170(ねずみ、昆虫等の防除 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

ダニの防除に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • イエダニやワクモの防除では、宿主動物の駆除や侵入防止対策などが必要である。
  • ヒトの野外活動時の忌避剤使用は、マダニ類に有効である。
  • ケナガコナダニの対策では、乾燥状態を保つことが重要である。
  • ヒョウヒダニ類の対策では、殺虫剤感受性が低いことなどから、殺虫剤処理は第一選択肢とはならない。
  • フタトゲチマダニの対策では、他のダニ類やチャタテムシ類の防除が重要である。

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この過去問の解説 (1件)

01

ダニの防除に関する問題です。

あまり考えたくないことですが、身近なことなのでしっかりと学習して実生活でも役立てましょう。

選択肢1. イエダニやワクモの防除では、宿主動物の駆除や侵入防止対策などが必要である。

正:イエダニやワクモの防除には、宿主動物(イエダニは主にネズミ、ワクモは主に鳥類)の駆除、侵入防止対策が必要になります。

選択肢2. ヒトの野外活動時の忌避剤使用は、マダニ類に有効である。

正:ヒトの野外活動時の忌避剤の使用は、マダニ類にも有効になります。

選択肢3. ケナガコナダニの対策では、乾燥状態を保つことが重要である。

正:ケナガコナダニ対策として、乾燥状態を保つことがあげられます。

選択肢4. ヒョウヒダニ類の対策では、殺虫剤感受性が低いことなどから、殺虫剤処理は第一選択肢とはならない。

正:ヒョウヒダニ類の対策として、殺虫剤感受性が低いために選択肢として適当ではありません。

選択肢5. フタトゲチマダニの対策では、他のダニ類やチャタテムシ類の防除が重要である。

誤:フタトゲチマダニの対策として、ダニ類やチャタテムシ類の防除をしても生息域や対策法が異なる為に効果がありません。

まとめ

ダニとマダニの違いを問う問題でした。

名前が似ていても生息域や生態も異なる為に対策法が異なることが分かる問題でした、

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