第三種電気主任技術者の過去問
平成27年度(2015年)
機械 問56

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問題

第三種 電気主任技術者試験 平成27年度(2015年) 機械 問56 (訂正依頼・報告はこちら)

次の真理値表の出力を表す論理式として、正しい式を次の( 1 )〜( 5 )のうちから一つ選べ。
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この過去問の解説 (2件)

01

共通となるものを探します。
たとえば、一行目から四行目は、C,Dに関わらずA,Bともに「0」であれば、X=1となります。

15行目と16行目(最終行)は、A,B,Cが1であればDに関わらずX=1となります。

よって3が正解です。

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02

正解は3番の、X=A否・B否+A否・D否+A・B・C です。


【解説】
この問題は、本来はカルノー図というものを用いて解くのですが、電験では珍しい問題のため、カルノー図について学習していない可能性もあります。
よって、選択肢から消去法で解いていく方法を紹介します。
知識がなくても何とかして解けるところを見て頂ければと思います(最近の電験三種では、このような地頭を試すような問題も増えてきていると感じます)


【計算】

1、第1項について考察します。

・選択肢1・3~5で共通しているのは、第1項
  A否・B否
 です。まずはこれから検証します。
 AとBがともに0ならば、
 他の変数に無関係で1となっているか調べます。
  →なっています。

・選択肢2の
  A否・B
 について検証します。
 Aが0でBが1ならば、他の変数に関わらず、
 X=1となっているか調べます。
  →なっていません。(6行目)

 よって、選択肢2は外れます。


2、第2項について考察します。
 A否・D否 もしくは
 A否・C否 です。

・A否・D否
 AとDがともに0ならば、
 他の変数に無関係でX=1となっているか調べます。
  →なっています。

・A否・C否
 AとCがともに0ならば、
 他の変数に無関係でX=1となっているか調べます。
  →なっていません。(5行目)

 よって、選択肢1か3に絞られました。


3、第3項について考察します。
・B・C・D
 BとCとDが1ならば、他の変数に無関係に
 X=1となっているか調べます。
  →なっていません。(8行目)

・A・B・C
 AとBとCが1ならば、他の変数に無関係に
 X=1となっているか調べます。
  →なっています。


よって、消去法により、選択肢3 が正解と導けます。

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