第三種電気主任技術者(電験三種) 過去問
平成28年度(2016年)
問18 (理論 問18)

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問題

第三種 電気主任技術者試験 平成28年度(2016年) 問18(理論 問18) (訂正依頼・報告はこちら)

図のような回路において、抵抗Rの値[Ω]を電圧降下法によって測定した。この測定で得られた値は、電流計I=1.600A、電圧計V=50.00Vであった。次の問に答えよ。
ただし、抵抗Rの真の値は31.21Ωとし、直流電源、電圧計及び電流計の内部抵抗の影響は無視できるものである。また、抵抗Rの測定値は有効数字4桁で計算せよ。

絶対誤差の真の値に対する比率を相対誤差という。これを百分率で示した、抵抗Rの百分率誤差(誤差率)[%]として、最も近いものを次の( 1 )~( 5 )のうちから一つ選べ。
問題文の画像
  • 0.0013
  • 0.03
  • 0.13
  • 0.3
  • 1.3

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3番の、0.13[%]です。


【計算】
百分率誤差(誤差率)=(測定値-真値)/真値*100[%]より

   =0.04/31.21*100
   ≒0.13[%]

となります。

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02

絶対誤差が、0.04[Ω]であることから、
問題文の通り、
「絶対誤差の真の値に対する比率を相対誤差という。
これを百分率で示した・・・」
と書いてあるため、

0.04/31.21×100=0.128≒0.13 となります。

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03

答えは(0.13)になります。

 

問題で問われている誤差率(%)を求めるためには、

下記の内容を知っておく必要があります。

真値:T ,測定値:M とします。

誤差率 %ε は,%ε=(M−T)/ T × 100 [%]で 表せます。

上記より、

%ε={(31.25-31.21) / 31.21 }×100

  ≒ 0.13% 

になります。

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