第三種電気主任技術者の過去問
平成30年度(2018年)
電力 問39

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問題

第三種 電気主任技術者試験 平成30年度(2018年) 電力 問39 (訂正依頼・報告はこちら)

図のように、電圧線及び中性線の各部の抵抗が0.2Ωの単相3線式低圧配電線路において、末端のAC間に太陽光発電設備が接続されている。各部の電圧及び電流が図に示された値であるとき、次の問に答えよ。
ただし、負荷は定電流特性で力率は1、太陽光発電設備の出力(交流)は電流I[A]、カ率1で一定とする。また、線路のインピーダンスは抵抗とし、図示していないインピーダンスは無視するものとする。

太陽光発電設備を接続する前のAB間の端子電圧VABの値[V]として、最も近いものを次の( 1 )~( 5 )のうちから一つ選べ。
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この過去問の解説 (2件)

01

解答・解説
25Aが流れている負荷にキルヒホッフの法則を適用します。
なお、接地線には25-20=5Aが流れます。負荷の電圧をVr[V]としますと
105=Vr+25×0.2+5×0.2=Vr+5+1=Vr+6
よって
Vr=105-6=99[V]
となります。
よって答えは2番の99[V]となります。

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02

正解は2です。

キルヒホッフの第一の法則より、回路図上部の閉回路で、電圧線0.2[Ω]には25[A]、中性線0.2[Ω]には5[A]の電流が流れると考えられます。

よってVABは下記の計算で求めることができます。
105[V] = (0.2[Ω] × 25[A]) + VAB + (0.2[Ω] × 5[A])
VAB = 105 − 6 = 99 [V]

よって2が正解となります。

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