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第三種電気主任技術者の過去問 令和元年度(2019年) 電力 問34

問題

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配電線路に用いられる電気方式に関する記述として、誤っているものを次の( 1 )~( 5 )のうちから一つ選べ。
   1 .
単相2線式は、一般住宅や商店などに配電するのに用いられ、低圧側の1線を接地する。
   2 .
単相3線式は、変圧器の低圧巻線の両端と中点から合計3本の線を引き出して低圧巻線の両端から引き出した線の一方を接地する。
   3 .
単相3線式は、変圧器の低圧巻線の両端と中点から3本の線で2種類の電圧を供給する。
   4 .
三相3線式は、高圧配電線路と低圧配電線路のいずれにも用いられる方式で、電源用変圧器の結線には一般的にΔ結線とV結線のいずれかが用いられる。
   5 .
三相4線式は、電圧線の3線と接地した中性線の4本の線を用いる方式である。
( 第三種 電気主任技術者試験 令和元年度(2019年) 電力 問34 )
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この過去問の解説 (2件)

4
誤っている記述は、2番です。

単相3線式は、変圧器の低圧巻線の両端と中点から合計3本の線を引き出して、低圧巻線の中点から引き出した線を接地しています。

仮に、2番に記述された通り、低圧巻線の両端から引き出した線の一方を接地した場合、低圧電路の対地電圧が約200Vとなってしまいます。

これは、電気設備技術基準の解釈第143条の、次の規定に違反することになります。
「住宅の屋内電路の対地電圧は原則として150V以下とすること」

従って、単相3線式は、低圧巻線の中点から引き出した線(中性線)を接地しています。

1.単相2線式に関する正しい記述です。

2.先に述べたように、誤った記述です。

3.単相3線式に関する正しい記述です。

4.三相3線式に関する正しい記述です。

5.三相4線式に関する正しい記述です。

付箋メモを残すことが出来ます。
0
正解(誤った記述)は2です。

1、正しい。単相2線式は一般家庭など比較的負荷が小さい場所で用いられます。我が国では単相100Vが一般的です。

2、誤り。単相3線式は変圧器の低圧巻線の両端と中点から計3本の線を引き出して中点から引き出した線の一方を接地した配電方式です。

3、正しい。単相3線式からは単相100Vと単相200Vが取り出せます。不平衡率が30%以下となるように注意が必要です。

4、正しい。三相3線式は電動機などの動力負荷がある場合によく用いられる方式です。Y-Y結線、Y-Δ結線、Δ-Δ結線などがあります。

5、正しい。三相4線式は三相3線式に変圧器の中性点から中性線を加えた配線方式です。

三相4線式は単相・三相両方取り出せることから、容量をうまく選定できれば一つの変圧器のみで単相・三相両方に供給でき、単相・三相両方の変圧器を置く場合に比べてコスト削減できます。

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