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第三種電気主任技術者の過去問 令和3年度(2021年) 電力 問30

問題

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変電所の断路器に関する記述として、誤っているものを次の( 1 )〜( 5 )のうちから一つ選べ。
   1 .
断路器は消弧装置をもたないため、負荷電流の遮断を行うことはできない。
   2 .
断路器は機器の点検や修理の際、回路を切り離すのに使用する。断路器で回路を開く前に、まず遮断器で故障電流や負荷電流を切る必要がある。
   3 .
断路器を誤って開くと、接触子間にアークが発生し、焼損や短絡事故を生じることがある。
   4 .
断路器の種類によっては、短い線路や母線の地絡電流の遮断が可能な場合がある。
   5 .
断路器の誤操作防止のため、一般にインタロック装置が設けられている。
( 第三種 電気主任技術者試験 令和3年度(2021年) 電力 問30 )
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この過去問の解説 (2件)

1

断路器に関する問題です。

断路器とは、回路を単純に切り離す設備なので、絶対に通電中に開いてはいけません。

選択肢1. 断路器は消弧装置をもたないため、負荷電流の遮断を行うことはできない。

正しいです。

消弧装置とは、アークを消す装置のことです。

アークとは、ここでは切り離された間の空気の絶縁を破壊して電流が流れることを言います。

断路器は消弧装置を持たないので、開く際は先に遮断器などで電流を切る必要があります。

選択肢2. 断路器は機器の点検や修理の際、回路を切り離すのに使用する。断路器で回路を開く前に、まず遮断器で故障電流や負荷電流を切る必要がある。

正しいです。

断路器を開く前に、必ず遮断器で回路を切り離します。

選択肢3. 断路器を誤って開くと、接触子間にアークが発生し、焼損や短絡事故を生じることがある。

正しいです。

断路器は消孤装置を持ちません。

選択肢4. 断路器の種類によっては、短い線路や母線の地絡電流の遮断が可能な場合がある。

誤りです。

断路器では地絡電流の遮断はできません。

選択肢5. 断路器の誤操作防止のため、一般にインタロック装置が設けられている。

正しいです。

通電中に断路器を開くと、大きな事故になる恐れがあります。そのため、先に遮断器で回路を切り離さないと断路器を操作できないような仕組みにします。そういうものをインタロック装置と言います。

付箋メモを残すことが出来ます。
-1

1.断路器は負荷電流を遮断できません。

→正しいです。

2.断路器は負荷電流を開閉できないため、断路器を開く際は、遮断器にて電流を切る必要があります。

→正しいです。

3.断路器は電流開閉機能がないため、無理やり開くとアークが発生し、焼損や短絡事故に至ります。

→正しいです。

4.断路器で開くことができるのは、短い線路や母線のループ電流です。

地絡電流は遮断器でなければ開くことはできません。

→誤りです。

5.断路器は、通電状態で開閉できないように、遮断器の開閉状態をインターロックとして取り込むことがあります。

→正しいです。

よって正解は4です。

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