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第三種電気主任技術者の過去問 令和3年度(2021年) 電力 問29

問題

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次の文章は、変電所の計器用変成器に関する記述である。

計器用変成器は、( ア )と変流器とに分けられ、高電圧あるいは大電流の回路から計器や( イ )に必要な適切な電圧や電流を取り出すために設置される。変流器の二次端子には、常に( ウ )インピーダンスの負荷を接続しておく必要がある。また、一次端子のある変流器は、その端子を被測定線路に( エ )に接続する。

上記の記述中の空白箇所( ア )〜( エ )に当てはまる組合せとして、正しいものを次の( 1 )〜( 5 )のうちから一つ選べ。
   1 .
ア:主変圧器    イ:避雷器    ウ:高  エ:縦続
   2 .
ア:CT       イ:保護継電器  ウ:低  エ:直列
   3 .
ア:計器用変圧器  イ:遮断器    ウ:中  エ:並列
   4 .
ア:CT       イ:遮断器    ウ:高  エ:縦続
   5 .
ア:計器用変圧器  イ:保護継電器  ウ:低  エ:直列
( 第三種 電気主任技術者試験 令和3年度(2021年) 電力 問29 )
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この過去問の解説 (2件)

1

変電所の計器用変成器に関する問題です。

選択肢5. ア:計器用変圧器  イ:保護継電器  ウ:低  エ:直列

計器用変成器には「計器用変圧器(VT)」と「変流器(CT)」があります。

この計器用変成器には、高電圧や大電流の測定以外にも電圧や電流の急激な変化から回路を保護する「保護継電器」としての役割もあります。

変流器は、常に二次側に低インピーダンスの負荷を接続しておきます。

二次側を開放した場合、二次電流を流すために高電圧が発生し、焼損事故を起こしてしまうためです。

低インピーダンスである理由は、オームの法則から説明することができます。

また、冒頭にも触れた通り変流器は電流計としての役割もあります。

電流計は回路に対して直列に接続するので、変流器で正確な測定を行うためには一次側を回路に対して直列に接続する必要があります。

付箋メモを残すことが出来ます。
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計器用変成器は「計器用変圧器(VT)」と変流器(CT)に分けられます。

これらは主回路の電気量の計測や「保護継電器」の動作のために使用されます。

変流器の2次端子は、常に短絡しておく必要があるため、「低」インピーダンスの負荷を接続しておく必要があります。

一次端子のある変流器は一次側の電流を測定するために「直列」に接続する必要があります。

(電流計を測定したい回路に直列に接続するのと同じことです。)

よって5が正解です。

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