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第三種電気主任技術者の過去問 令和3年度(2021年) 電力 問35

問題

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次の文章は、我が国の高低圧配電系統における保護に関する記述である。

6.6kV高圧配電線に短絡や地絡などの事故が生じたとき、直ちに事故の発生した高圧配電線を切り離すために、( ア )と保護継電器が配電用変電所の高圧配電線引出口に設置されている。
樹枝状方式の高圧配電線で事故が生じた場合、事故が発生した箇所の変電所側直近及び変電所から離れた側の( イ )開閉器を開放することにより、事故が発生した箇所を高圧配電線系統から切り離す。
柱上変圧器には、変圧器内部及び低圧配電系統内での短絡事故による過電流保護のために高圧カットアウトが設けられているほか、落雷などによる外部異常電圧から保護するために、避雷器を変圧器に対して( ウ )に設置する。
( エ )は低圧配電線から低圧引込線への接続点などに設けられ、低圧引込線で生じた短絡事故などを保護している。

上記の記述中の空白箇所( ア )〜( エ )に当てはまる組合せとして、正しいものを次の( 1 )〜( 5 )のうちから一つ選べ。
   1 .
ア:高圧ヒューズ  イ:区分  ウ:直列  エ:配線用遮断器
   2 .
ア:遮断器     イ:区分  ウ:並列  エ:ケッチヒューズ(電線ヒューズ)
   3 .
ア:遮断器     イ:区分  ウ:直列  エ:配線用遮断器
   4 .
ア:高圧ヒューズ  イ:連系  ウ:並列  エ:ケッチヒューズ(電線ヒューズ)
   5 .
ア:遮断器     イ:連系  ウ:直列  エ:ケッチヒューズ(電線ヒューズ)
( 第三種 電気主任技術者試験 令和3年度(2021年) 電力 問35 )
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この過去問の解説 (2件)

3

ア 「地絡、短絡時の回路の切り離し」とあるので「遮断器」が正しいです。

高圧ヒューズは、短絡しか保護できません。

イ 配電線は変電所から「区分」開閉器によって分割され、配電系統を切り離せるようにしています。

連系開閉器は、異なる配電線同士を接続するために使用します。

  

ウ 避雷器は落雷によるサージ電圧から機器を保護するために、変圧器に「並列」に保護することで保護します。

雷サージは避雷器を通じて大地に逃げます。直列に接続すると雷サージが機器に入るため、保護ができません。

エ 低圧配電線から低圧引き込み線への接続点に設けられているのは「ケッチヒューズ」です。

配線用遮断器は電路の開閉に使用しますが、低圧配電線と低圧引込線の接続点へは使用しません。

よって、2が正解です。

付箋メモを残すことが出来ます。
0

(ア)には、【遮断器】が入ります。

ヒューズは、定格以上の電流が流れると溶断し、回路を切り離す機器です。

一方、遮断器は回路を切り離す機器です。短絡や地絡などの事故を検出する機能をもっていないので、そういう機能を持った保護継電器とセットで使われます。

(イ)には、【区分】が入ります。

事故が発生した箇所を高圧配電線系統から切り離すのは、区分開閉器です。

(ウ)には、【並列】が入ります。

避雷器を並列に接続することで、落雷により流れた大電流から変圧器を保護できます。

(エ)には、【ケッチヒューズ(電線ヒューズ)】が入ります。

低圧配電線から低圧引込線への接続点などに設けられるのはケッチヒューズです。

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