第三種電気主任技術者の過去問
令和3年度(2021年)
電力 問37

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問題

第三種 電気主任技術者試験 令和3年度(2021年) 電力 問37 (訂正依頼・報告はこちら)

ある火力発電所にて、定格出力350MWの発電機が下表に示すような運転を行ったとき、次の問に答えよ。ただし、所内率は2%とする。

0時から24時の間の送電端電力量の値[MW・h]として、最も近いものを次の( 1 )〜( 5 )のうちから一つ選べ。
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この過去問の解説 (2件)

01

まず、各時間で出力された電力量を合計します。

130×7 + 350×5 + 200×1 + 350×7 + 130×4 = 5830

所内率が2%なので、送電端電力量は出力された量の98%となります。

よって、

5830 × 0.98 = 5713.4 MW・h

となるので、最も近い 5710 が正解になります。

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02

所内率は「発電出力のうちどの程度を発電所で消費するか」を示します。

問題文より、発電量の2%を所内で消費し、残りの98%を送電していることになります。

よって、各時間帯の送電電力量は

0〜 7時:0.98 × 130 × 7 [MWh]・・・①

7〜12時:0.98 × 350 × 5 [MWh]・・・②

12〜13時:0.98 × 200 × 1 [MWh]・・・③

13〜20時:0.98 × 350 × 7 [MWh]・・・④

20〜24時:0.98 × 130 × 4 [MWh]・・・⑤

0~24時の発電量の合計は ① + ② + ③ + ④ + ⑤ より、

5713.4[MWh] となります。

よって正解は2です。

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