第三種電気主任技術者(電験三種) 過去問
令和4年度(2022年)下期
問17 (理論 問17)

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問題

第三種 電気主任技術者試験 令和4年度(2022年)下期 問17(理論 問17) (訂正依頼・報告はこちら)

最大目盛50A、内部抵抗0.8×10−3Ωの直流電流計A1と最大目盛100A、内部抵抗0.32×10−3Ωの直流電流計A2の二つの直流電流計がある。次の問に答えよ。
ただし、二つの直流電流計は直読式指示電気計器であるとし、固有誤差はないものとする。

二つの直流電流計を並列に接続して使用したとき、測定できる電流の最大の値[A]として、最も近いものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
  • 40
  • 50
  • 100
  • 132
  • 140

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この過去問の解説 (2件)

01

直流電流計の並列接続において測定できる電流の最大値を求める計算問題です。

選択肢5. 140

◆I1とI2の電流比を求めます

分流の法則により、電流の比は

 I1:I2 = R2:R1

   = (0.32×10-3):(0.8×10-3)

   = 2:5

となり、先に測定できる最大値に到達するのがA2であることが分かります。

◆電流比から、A2が最大となる時のI1を求めます

 I1:I2 = 2:5

 I1:100 = 2:5

 5I1 = 200

 I1 =40 [A]

◆測定できる最大値を求めます

 I1 + I2 = 40 + 100

   = 140 [A]

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02

この問題は電気計測に関する計算問題です。

二つの直流電流計を並列に接続して使用したときの測定できる電流の最大値[A]を求めていきます。

求め方としては、並列回路なので電流の分流式を用います。公式は以下となります。

・I1=(R2/R1+R2)×I‥①

・I2=(R1/R1+R2)×I‥②

上記の式を用いてそれぞの電流計の最大値I[A]を求めます。

 

【直流電流計A1

・50[A]=(0.32×10−3/0.8×10−3+0.32×10−3)×I

・0.32×10−3I=1.12×10−3×50

・I=1.12×10−3×50/0.32×10−3=175[A]

 

【直流電流計A2

・100[A]=(0.8×10−3/0.8×10−3+0.32×10−3)×I

・0.8×10−3I=1.12×10−3×100

・I=1.12×10−3×100/0.8×10−3=140[A]

 

直流電流計A1とA2を比較するとA2が流せる電流の最大値は140[A]であり、A1の最大値である175[A]はA2には流せないので、この直流電流計の並列回路の最大の値は140[A]となります。

選択肢5. 140

こちらが適切な解答となります。

まとめ

この問題では、回路図は与えられていませんが文章を読んで自分で回路図を描いて解けるように訓練していきましょう。

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