第三種電気主任技術者の過去問
令和4年度(2022年)下期
理論 問18
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第三種 電気主任技術者試験 令和4年度(2022年)下期 理論 問18 (訂正依頼・報告はこちら)
最大目盛50A、内部抵抗0.8×10−3Ωの直流電流計A1と最大目盛100A、内部抵抗0.32×10−3Ωの直流電流計A2の二つの直流電流計がある。次の問に答えよ。
ただし、二つの直流電流計は直読式指示電気計器であるとし、固有誤差はないものとする。
(前問) での接続を基にして、直流電流150Aの電流を測定するために、二つの直流電流計の指示を最大目盛にして測定したい。そのためには、直流電流計A2に抵抗R[Ω]を直列に接続することで、各直流電流計の指示を最大目盛にして測定することができる。抵抗Rの値[Ω]として、最も近いものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
ただし、二つの直流電流計は直読式指示電気計器であるとし、固有誤差はないものとする。
(前問) での接続を基にして、直流電流150Aの電流を測定するために、二つの直流電流計の指示を最大目盛にして測定したい。そのためには、直流電流計A2に抵抗R[Ω]を直列に接続することで、各直流電流計の指示を最大目盛にして測定することができる。抵抗Rの値[Ω]として、最も近いものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
- 3.2×10−5
- 5.6×10−5
- 8×10−5
- 11.2×10−5
- 13.6×10−5
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (1件)
01
直流電流計の並列接続において、最大の電流値を測定するために、付加する抵抗の値を求める計算問題です。
付加する抵抗をRとしてA2の+端子側に接続した状態で分流の法則を適用し、付加する抵抗Rを求めていきます。
I1:I2 = (R2+R):R1
50:100 = (R2+R):R1
1:2 = (R2+R):R1
2(R2+R) = R1
R2+R = R1/2
R = (R1/2) − R2
= {(0.8×10-3)/2} − 0.32×10-3
= 0.08×10-3 [Ω]
= 8×10-5 [Ω]
参考になった数2
この解説の修正を提案する
前の問題(問17)へ
令和4年度(2022年)下期問題一覧
次の問題(問19)へ