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第三種電気主任技術者の過去問 令和4年度(2022年)下期 法規 問12

問題

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高圧架空電線において、電線に硬銅線を使用して架設する場合、電線の設計に伴う許容引張荷重と弛度について、次の問に答えよ。
ただし、径間S[m]、電線の引張強さT[kN]、電線の重量による垂直荷重と風圧による水平荷重の合成荷重がW[kN/m]とする。

弛度の計算において、最小の弛度を求める場合の許容引張荷重[kN]として、正しい式を次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
   1 .
T/R
   2 .
T×R
   3 .
S×W/R
   4 .
S×W×R
   5 .
回答選択肢の画像
( 第三種 電気主任技術者試験 令和4年度(2022年)下期 法規 問12 )
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この過去問の解説 (2件)

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弛度(たるみ)とは支持物(電柱など)間の架空電線に生じる電線支持点と電線のなす曲線の最低点との高さの差をいいます。電線の引張強さ(張力)を大きくすると弛度が小さくなります。

問題の最小の弛度を求める場合の許容引張荷重[kN]を求めるには電線の引張強さT[kN]に安全率Rで除したものが許容引張荷重[kN]となり以下のようになります。

・許容引張荷重[kN]=電線の引張強さT÷安全率R(T/R)

それぞれの選択肢を見ていきます。

選択肢1. T/R

解説の冒頭の内容と一致するので適切です。

選択肢2. T×R

解説の冒頭の内容と一致しないので不適切です。

選択肢3. S×W/R

解説の冒頭の内容と一致しないので不適切です。

選択肢4. S×W×R

解説の冒頭の内容と一致しないので不適切です。

選択肢5.

解説の冒頭の内容と一致しないので不適切です。

まとめ

この問題も公式を覚えていればすぐ解ける問題です。公式は絶対に覚えておきましょう。

付箋メモを残すことが出来ます。
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高圧架空電線において、電線に硬銅線を使用して架設する場合の電線の設計に伴う許容引張荷重の公式に関する問題です。

選択肢1. T/R

電気設備の技術基準の解釈第66条において、許容引張荷重は電線の引張強さから安全率を加味して選定するように規定されており、

許容引張荷重は以下のような関係があります。

 許容引張荷重 = 電線の引張強さ/安全率

この問題において、

 電線の引張強さ:T [kN]

 電線の重量による垂直荷重と風圧による水平荷重の合成荷重:W [kN/m]

 安全率:R

となっているので、量記号を使って表した式は

 W = T/R

となります。

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