第三種電気主任技術者の過去問
令和5年度(2023年)上期
法規 問4

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問題

第三種 電気主任技術者試験 令和5年度(2023年)上期 法規 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章は、「電気設備技術基準の解釈」に基づく太陽電池モジュールの絶縁性能に関する記述の一部である。
太陽電池モジュールは、最大使用電圧の1.5倍の直流電圧又は( ア )倍の交流電圧(( イ )V未満となる場合は、( イ )V)を充電部分と大地との間に連続して( ウ )分間加えたとき、これに耐える性能を有すること。

上記の記述中の空白箇所(ア)~(ウ)に当てはまる組合せとして、正しいものを次のうちから一つ選べ。
  • ア:1   イ:500  ウ:10
  • ア:1   イ:300  ウ:10
  • ア:1.1  イ:500  ウ:1
  • ア:1.1  イ:600  ウ:1
  • ア:1.1  イ:300  ウ:1

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は太陽電池モジュールの絶縁耐力試験に関する問題です。

 

太陽電池モジュールを含む機械器具等の電路の試験電圧は以下となります。

 

・【変圧器7000V以下】‥最大使用電圧の1.5倍(最低500V)

・【変圧器7000Vを超え60000以下の巻線】‥最大使用電圧の1.25倍(最低10500V)

・【回転機7000V以下】‥最大使用電圧の1.5倍(最低500V)

・【回転機7000Vを超える】‥最大使用電圧の1.25倍(最低10500V)

・【整流器6000V以下】‥直流側最大使用電圧の1倍の交流電圧(最低500V)

・【燃料電池・太陽電池モジュール】‥最大使用電圧1.5倍の直流電圧又は1倍の交流電圧(最低500V)

※試験時間はいずれも連続10分間

 

以上より空白箇所は次のようになります。

( ア )‥1、( イ )‥500、( ウ )‥10

 

各選択を見ていきましょう。

選択肢1. ア:1   イ:500  ウ:10

解説の冒頭の内容と一致するので適切です。

まとめ

太陽電池モジュール自体の絶縁耐力試験について問われるのは、かなりレアケースです。ただ、絶縁耐力試験の連続10分間というワードは共通なので、これからある程度答えを絞りだせる事もできます。

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