第三種電気主任技術者(電験三種) 過去問
令和6年度(2024年)上期
問26 (電力 問4)

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問題

第三種 電気主任技術者試験 令和6年度(2024年)上期 問26(電力 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

1gのウラン235が核分裂し、0.09%の質量欠損が生じたとき、発生するエネルギーを石炭に換算した値[kg]として、最も近いものを次のうちから一つ選べ。ただし、石炭の発熱量を25000kJ/kgとする。
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この過去問の解説 (1件)

01

この問題では、ウラン235の質量欠損によって発生するエネルギーを求め、それを石炭の発熱量に換算します。

 

1. ウラン235の質量とエネルギーの関係を求めます。

ウラン235の質量欠損によって発生するエネルギーは、

アインシュタインの式 E=mc2を用いて求めます。

 

m=1g×0.09%=1×0.0009=0.0009g

m=0.0009g=0.0000009Kg

 

光速c=3×108m/sを代入してエネルギーを計算します。

 

E=mc2=0.0000009・(3×108)2

E=0.0000009・9×1016=8.1×1010J

 

2. 石炭の発熱量に換算

石炭1 kgあたりの発熱量は 25000 kJ(=2.5×107 J)これを基に、

ウラン235のエネルギーを石炭の質量に換算します。

 

石炭換算量=ウランのエネルギー/石炭の発熱量

 

石炭換算量=8.1×1010/2.5×107=3240Kg

 

計算結果に最も近い値は 3200 kgです。

選択肢1. 32

この選択肢は誤りです。

選択肢2. 320

この選択肢は誤りです。

選択肢3. 1600

この選択肢は誤りです。

選択肢4. 3200

この選択肢は正しいです。

選択肢5. 6400

この選択肢は誤りです。

まとめ

質量欠損によるエネルギーは E=mc2 の式を用いて計算します。

エネルギーを他の発熱量と比較する際は、単位を揃えて計算します。

ウラン235のエネルギー放出量が非常に大きいことが、この計算から分かります。

 

 

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