第三種電気主任技術者(電験三種) 過去問
令和6年度(2024年)上期
問27 (電力 問5)

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問題

第三種 電気主任技術者試験 令和6年度(2024年)上期 問27(電力 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

燃料電池の原理と特徴に関する記述として、誤っているものを次のうちから一つ選べ。
  • 燃料は外部から供給され、直接、交流電力を発生する。
  • 電解質により、りん酸形、溶融炭酸塩形、固体高分子形などに分類される。
  • 水の電気分解と逆の化学反応を利用した発電方式である。
  • 発電時の排熱を空調や給湯に活用できる。
  • 天然ガスやメタノールを改質して発生させた水素を燃料として利用できる。

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この過去問の解説 (1件)

01

誤っているのは「燃料は外部から供給され、直接、交流電力を発生する。」です。

選択肢1. 燃料は外部から供給され、直接、交流電力を発生する。

この選択肢は誤りです。

燃料電池は外部から水素や酸素を供給して発電しますが、発生するのは直流電力です。交流電力を得るにはインバータで直流を交流に変換する必要があります。

選択肢2. 電解質により、りん酸形、溶融炭酸塩形、固体高分子形などに分類される。

この選択肢は正しいです。

燃料電池は使用する電解質の種類によって分類され、各タイプに応じて特徴があります。りん酸形、溶融炭酸塩形、固体高分子形はその代表例です。

選択肢3. 水の電気分解と逆の化学反応を利用した発電方式である。

この選択肢は正しいです。

燃料電池は酸素と水素を化学反応させて水を生成し、その過程で発電する仕組みを利用しています。

選択肢4. 発電時の排熱を空調や給湯に活用できる。

この選択肢は正しいです。

燃料電池は発電時に生じる排熱を空調や給湯などで有効活用できるため、エネルギー利用効率が高いです。

選択肢5. 天然ガスやメタノールを改質して発生させた水素を燃料として利用できる。

この選択肢は正しいです。

燃料電池では天然ガスやメタノールなどの化石燃料から水素を改質して使用する技術が一般的です。

まとめ

燃料電池が発生させるのは直流電力であり、交流に変換するためにはインバータが必要です。

水の電気分解の逆反応を利用した発電方式で、電解質による分類が存在します。

燃料電池の発電時には副産物として排熱や水が発生し、それらを有効活用できます。

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