第三種電気主任技術者(電験三種) 過去問
令和6年度(2024年)上期
問67 (法規 問3)
問題文
a) 「光ファイバケーブル」とは、光信号の伝送に使用する伝送媒体であって、保護( ア )で保護したものをいう。
b) 「光ファイバケーブル線路」とは、光ファイバケーブル及びこれを( イ )し、又は保蔵する工作物(造営物の屋内又は( ウ )に施設するものを除く。)をいう。
上記の記述中の空白箇所(ア)~(ウ)に記入する字句として、正しいものを組み合わせたのは次のうちどれか。
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問題
第三種電気主任技術者(電験三種)試験 令和6年度(2024年)上期 問67(法規 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
a) 「光ファイバケーブル」とは、光信号の伝送に使用する伝送媒体であって、保護( ア )で保護したものをいう。
b) 「光ファイバケーブル線路」とは、光ファイバケーブル及びこれを( イ )し、又は保蔵する工作物(造営物の屋内又は( ウ )に施設するものを除く。)をいう。
上記の記述中の空白箇所(ア)~(ウ)に記入する字句として、正しいものを組み合わせたのは次のうちどれか。
- ア:装置 イ:収納 ウ:屋外
- ア:装置 イ:収納 ウ:屋上
- ア:被覆 イ:支持 ウ:屋側
- ア:被覆 イ:保護 ウ:屋上
- ア:器具 イ:支持 ウ:屋側
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題では、「電気設備技術基準」における光ファイバケーブル及び光ファイバケーブル線路の定義に基づいて、空欄に適切な語句を補います。それぞれの箇所について検討します。
光ファイバケーブルの保護方法:(ア)「被覆」
光ファイバケーブルは光信号を伝送する媒体であり、外部から保護するために「被覆」が用いられます。
光ファイバケーブルの設置方法:(イ)「支持」
光ファイバケーブル線路の定義では、ケーブルを設置するために「支持」する工作物を含むと記されています。
光ファイバケーブル線路の設置場所:(ウ)「屋側」
光ファイバケーブル線路は、造営物の「屋内」や「屋上」を除く場所に施設されます。
よって、正しい選択肢は、
3. ア:被覆 イ:支持 ウ:屋側 です。
この選択肢は誤りです。
この選択肢は誤りです。
この選択肢は正しいです。
この選択肢は誤りです。
この選択肢は誤りです。
光ファイバケーブルは外部環境から保護するために「被覆」が使われます。
ケーブルを固定するために「支持」する工作物が含まれます。
設置場所は、文脈上「屋側」が適切と判断されます。
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02
この問題は、「電気設備技術基準」における「光ファイバケーブル」と「光ファイバケーブル線路」の定義に関するものです。
空白箇所(ア)〜(ウ)に当てはまるものは以下のとおりです。
ア:被覆 イ:支持 ウ:屋側
a) 「光ファイバケーブル」とは、光信号の伝送に使用する伝送媒体であって、保護(ア:被覆)で保護したものをいう。
b) 「光ファイバケーブル線路」とは、光ファイバケーブル及びこれを(イ:支持)し、又は保蔵する工作物(造営物の屋内又は(ウ:屋側)に施設するものを除く。)をいう。
(ア)光ファイバは繊細な伝送媒体であるため、外部からの衝撃・水分などから保護する必要があります。
「装置」と「器具」はケーブルを指す言葉としては広すぎると考えられます。
(イ)光ファイバケーブル線路とは、光ファイバケーブルとそれを固定したり外部環境から保護したりする構造物のことです。
よって、(イ)には「支持」あるいは「保護」が適していますが、「収納」は保管の意味が強く不適切です。
(ウ)には「屋内」と対比する場所として、「屋外」または「屋側(建築物の外壁の外面)」が当てはまります。
「屋上」は屋根の上面という特定の場所を指すので、不適切です。
光ファイバケーブルの特性、適切な保護方法、線路の構成を理解しておきましょう。
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