第三種電気主任技術者(電験三種) 過去問
令和6年度(2024年)下期
問3 (理論 問3)

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問題

第三種電気主任技術者(電験三種)試験 令和6年度(2024年)下期 問3(理論 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

巻数30のコイルを貫通している磁束が0.1秒間に1Wbの割合で直線的に変化するとき、コイルに発生する起電力の大きさ[V]として、最も近いものを次のうちから一つ選べ。
  • 250
  • 300
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  • 400
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この過去問の解説 (3件)

01

コイルの鎖交磁束が変化した時の起電力を求める計算問題です。

選択肢2. 300

起電力を求める公式より

 

e=-N(ΔΦ/Δt)

=-30✕(1/0.1)

=-300[V]

 

この問題では大きさのみ求められているので、300[V]となります。

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02

コイルに発生する起電力の大きさを求める問題です。

選択肢2. 300

コイルに有機される起電力の大きさは、ファラデーの法則より、

E=N(dφ/dt)=1/0.1=30×10=300[V]

と求めることができます。

参考になった数0

03

コイルに発生する起電力を求める問題です。

誘電起電力e〔V〕₌‐N(巻)×ΔΦ〔㏝〕/ΔT〔s〕となります。

ここに与えられた数値を代入していくと、e=30×1/0.1となります。

よって300Vとなります。

選択肢1. 250

誤:計算結果と異なる為に不正解です。

選択肢2. 300

正:計算結果と合致するためにこれが正解です。

選択肢3. 350

誤:計算結果と異なる為に不正解です。

選択肢4. 400

誤:計算結果と異なる為に不正解です。

選択肢5. 450

誤:計算結果と異なる為に不正解です。

まとめ

誘電起電力を求める問題でした。

与えられた数値から求めることは容易ですが、これを理解しておかないと数値が桁数の多いものに変わったときにできません。

したがって、理論的に理解できるようにしていきましょう。

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