第三種電気主任技術者(電験三種) 過去問
令和6年度(2024年)下期
問4 (理論 問4)

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問題

第三種電気主任技術者(電験三種)試験 令和6年度(2024年)下期 問4(理論 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

図に示すように、直線導体A及びBがy方向に平行に配置され、両導体に同じ大きさの電流Iが共にy方向に流れているとする。このとき、各導体に加わる力の方向について、正しいものを次のうちから一つ選べ。
なお、xyz座標の定義は、破線の枠内の図で示したとおりとする。
問題文の画像
  • 導体A:+x方向  導体B:+x方向
  • 導体A:+x方向  導体B:−x方向
  • 導体A:−x方向  導体B:+x方向
  • 導体A:−x方向  導体B:−x方向
  • どちらの導体にも力は働かない。

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この過去問の解説 (3件)

01

電流を流した平行導体間に加わる力に関して、正しい組合せを選択する問題です。

選択肢2. 導体A:+x方向  導体B:−x方向

2つの導体に同じ方向に電流を流すと引き合う力が発生します。

したがって、

 

導体Aは+x方向

導体Bは-x方向

 

に、力が加わることになります。

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02

各導体に加わる力の方向を求める問題です。

同じ大きさの電流が各導体に流れています。

この時の力の方向は互いに引き合うように働きます。

よって、Aは、+ⅹ方向、Bは‐ⅹ方向になります。

選択肢1. 導体A:+x方向  導体B:+x方向

誤:互いに同じ方向に働いていますので距離を一定に力が働いているとみなされますので誤りです。

選択肢2. 導体A:+x方向  導体B:−x方向

正:互いに引き合っていますので、これが正解となります。

選択肢3. 導体A:−x方向  導体B:+x方向

誤:互いに反発し合っていますので、誤りです。

選択肢4. 導体A:−x方向  導体B:−x方向

誤:互いに反発し合っていますので、誤りです。

選択肢5. どちらの導体にも力は働かない。

誤:打ち消しあう要素がないため、誤りです。

まとめ

同じ大きさの電流が流れている導体に及ぼす力の方向を問う問題でした。

同じ大きさの電流なので互いに引き合っていますが、どちらかが大きいと大きい方に引っ張られるようになります。

文章をよく読んで問題に取り組めるようにしていきましょう。

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03

直線導体に電流を流した時の、導体に加わる力の方向を求める問題です。

選択肢2. 導体A:+x方向  導体B:−x方向

フレミングの左手の法則より、

2本の導体に同じ向きの電流を流すと、

ともに引き合う方向に力が働きます

よって、導体Aでは+x方向、導体Bでは-x方向に力が働くこととなります。

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