第三種電気主任技術者(電験三種) 過去問
令和6年度(2024年)下期
問27 (電力 問5)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

第三種電気主任技術者(電験三種)試験 令和6年度(2024年)下期 問27(電力 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章は、地熱発電及びバイオマス発電に関する記述である。
地熱発電は、地下から取り出した( ア )によってタービンを回して発電する方式であり、発電に適した地熱資源は( イ )に多く存在する。
バイオマス発電は、植物や動物が生成・排出する( ウ )から得られる燃料を利用する発電方式である。燃料の代表的なものには、木くずから作られる固形化燃料や、家畜の糞から作られる( エ )がある。
上記の記述中の空白箇所(ア)~(エ)に当てはまる組合せとして、正しいものを次のうちから一つ選べ。
  • ア:蒸気  イ:火山地域  ウ:有機物  エ:液体燃料
  • ア:熱水の流れ  イ:平野部  ウ:無機物  エ:気体燃料
  • ア:蒸気  イ:火山地域  ウ:有機物  エ:気体燃料
  • ア:蒸気  イ:平野部  ウ:有機物  エ:気体燃料
  • ア:熱水の流れ  イ:火山地域  ウ:無機物  エ:液体燃料

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

地熱発電とバイオマス発電に関する穴埋め問題です。

選択肢3. ア:蒸気  イ:火山地域  ウ:有機物  エ:気体燃料

(ア)蒸気

熱水などから蒸気を取り出し、タービンを回します。

 

(イ)火山地域

地熱資源は、熱源や熱水が地表に近い火山地域に多くあります。

 

(ウ)有機物

バイオマス発電は、植物や動物が生成する有機物を燃料とした発電です。

 

(エ)気体燃料

家畜の糞から作られるのは、気体燃料です。

参考になった数7

02

地熱発電及びバイオマス発電に関しての問題です。

特徴を捉えられていれば、難しくない問題だと思われます。

選択肢1. ア:蒸気  イ:火山地域  ウ:有機物  エ:液体燃料

誤:ア、イ、ウの選択肢は合っていますが、エの家畜の糞からは液体燃料はできません。

選択肢2. ア:熱水の流れ  イ:平野部  ウ:無機物  エ:気体燃料

誤:アの熱水の流れではタービン制御が困難になります。

イの平野部ではそこまでの熱資源はないと思われます。

ウの無機物ではエネルギー源にするには不足しています。

エは正しいです。

選択肢3. ア:蒸気  イ:火山地域  ウ:有機物  エ:気体燃料

正:すべて正しいです。

選択肢4. ア:蒸気  イ:平野部  ウ:有機物  エ:気体燃料

誤:イの平野部では地熱はそこまでのモノはないと思われます。

選択肢5. ア:熱水の流れ  イ:火山地域  ウ:無機物  エ:液体燃料

誤:アの熱水の流れではタービン制御が困難です。

ウの無機物ではエネルギー源としては乏しいものがあります。

エの液体燃料は得られません。

イは正しいです。

まとめ

地熱発電及びバイオマス発電に関する問題でした。

それらのことをすべて把握できていなくても、どのようなものからエネルギーを得て利用しているかが分かっていれば、難しい問題ではないはずです。

参考になった数0

03

地熱発電及びバイオマス発電に関する穴埋め問題です。

選択肢3. ア:蒸気  イ:火山地域  ウ:有機物  エ:気体燃料

(ア)蒸気

地熱発電は地中のマグマ熱で加熱された蒸気によってタービンを回します。

 

(イ)火山地域

日本では火山地域に多く存在します。

 

(ウ)有機物

バイオマスは動植物由来の有機物から得られる燃料利用します。

 

(エ)気体燃料

家畜糞の発酵で得られるバイオガスなどの気体燃料を利用します。

参考になった数0