第三種電気主任技術者(電験三種) 過去問
令和6年度(2024年)下期
問50 (機械 問8)
問題文
巻線の一部が一次と二次との回路に共通になっている変圧器を単巻変圧器という。巻線の共通部分を( ア )、共通でない部分を( イ )という。
単巻変圧器では、( ア )の端子を一次側に接続し、( イ )の端子を二次側に接続して使用すると通常の変圧器と同じように動作する。単巻変圧器の( ウ )は、二次端子電圧と二次電流との積である。
単巻変圧器は、巻線の一部が共通であるため、漏れ磁束が( エ )、電圧変動率が( オ )。
上記の記述中の空白箇所(ア)~(オ)に当てはまる組合せとして、正しいものを次のうちから一つ選べ。
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問題
第三種電気主任技術者(電験三種)試験 令和6年度(2024年)下期 問50(機械 問8) (訂正依頼・報告はこちら)
巻線の一部が一次と二次との回路に共通になっている変圧器を単巻変圧器という。巻線の共通部分を( ア )、共通でない部分を( イ )という。
単巻変圧器では、( ア )の端子を一次側に接続し、( イ )の端子を二次側に接続して使用すると通常の変圧器と同じように動作する。単巻変圧器の( ウ )は、二次端子電圧と二次電流との積である。
単巻変圧器は、巻線の一部が共通であるため、漏れ磁束が( エ )、電圧変動率が( オ )。
上記の記述中の空白箇所(ア)~(オ)に当てはまる組合せとして、正しいものを次のうちから一つ選べ。
- ア:分路巻線 イ:直列巻線 ウ:負荷容量 エ:多く オ:小さい
- ア:直列巻線 イ:分路巻線 ウ:自己容量 エ:少なく オ:小さい
- ア:分路巻線 イ:直列巻線 ウ:負荷容量 エ:少なく オ:小さい
- ア:分路巻線 イ:直列巻線 ウ:定格容量 エ:多く オ:大きい
- ア:直列巻線 イ:分路巻線 ウ:定格容量 エ:多く オ:大きい
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この過去問の解説 (3件)
01
単相単巻変圧器に関する穴埋め問題です。
(ア)分路巻線 、 (イ)直列巻線
巻線の一次と二次が共通になっている部分を分路巻線、共通ではない部分を直列巻線と言います。
(ウ)負荷容量
単巻変圧器の負荷容量は、「二次側の端子電圧 ✕ 二次電流」で求めることができます。
(エ)少ない 、 (オ)小さい
巻線に共通部分があるため、漏れ磁束が少ないという特徴があります。
漏れ磁束が少ないことは、電圧変動率が小さいという特徴にも繋がります。
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02
単相単巻変圧器に関する問題です。
巻線の一部が一次と二次で回路に共通になっている変圧器のことを言います。
巻線の共通部分を分路巻線、そうでない部分を直列巻線と言います。
分路巻線の端子を一次側に接続して、直列巻線の端子を二次側に接続して使用すると通常の変圧器と同様に動作します。
単巻変圧器の負荷容量は、二次端子電圧と二次電流の積になります。
単巻変圧器は巻線の一部が共通である為、漏れ磁束が少なく、電圧変動率が小さくなります。
誤:当てはまる語句に誤りがあります。
誤:当てはまる語句に誤りがあります。
正:当てはまる語句が正しく置かれています。
誤:当てはまる語句に誤りがあります。
誤:当てはまる語句に誤りがあります。
単相単巻変圧器に関する問題でした。
またも日本語の難しさを感じさせる問題でした。
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03
単相単巻変圧器に関して特徴を説明した問題です。
誤りです。
誤りです。
正しいです。
(ア)
単相単巻変圧器は、高圧側と低圧側の巻線の一部を共用する変圧器です。巻線の共通部分を分路巻線と呼びます。
(イ)
共通でない巻線を直列巻線と呼びます。
(ウ)
二次側の端子電圧と二次電流の積は負荷容量と等しくなります。
(エ)
単巻変圧器は,巻線の一部が共通であるため,漏れ磁束が少ない特徴があります。
(オ)
単巻変圧器は、漏れ磁束による漏れリアクタンスが少なく、電圧変動率が小さいという特徴があります。
誤りです。
誤りです。
単相単巻変圧器の特徴については覚えておきましょう。
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